五輪RS:X女子日本代表は須長由季に内定。ソレントRS:Xワールド最終日
2月29日、オーストラリア・ビクトリア州ソレントで開催された「RS:X世界選手権」最終日は、メダルレースの後、フリートレースが1レースおこなわれ、須長由季(ミキハウス)が21位。前日より1つ順位を上げ、東京五輪日本代表に内定しました。
大会最終日は、不安定な天気予報から午前中にメダルレースを実施。風は次第に弱まり、陸上風待ちの後、6ノット程度の軽風でフリートレースがおこなわれました。
日本代表選考の結果、選考指定4大会の総合得点から須長由季が日本代表に内定。ロンドン五輪に続き二度目のオリンピックを決めました。
須長由季
「1年かけてやってきた選考がやっと終わった、という気持ちです。代表に決まったことはじんわりとかみ締めています。レース後、(伊勢田選手から)声をかけられ、ジーンときました。いま戦ってきたライバルはロンドンの後から8年間いっしょに戦ってきました。ライバルから声を掛けられてぐっとくるものがありました。でも、レース内容は目標としていた15位に届かず課題が残ります。波のある江の島の海面は比較的に得意な海面。東京五輪では8位入賞を目指します」
RS:X女子 参加46艇 最終成績
1位 Lilian de Geus NED 42p
2位 Charline Picon FRA 51p
3位 Noy Drihan ISR 52p
21位 須長由季 207p
29位 小嶺恵美 271p
30位 伊勢田愛 292.5p
31位 新嶋莉奈 303p
34位 大西富士子 325p
38位 原 百花 350p
43位 松浦花咲実 445p
RS:X男子 参加70艇 最終成績
1位 Kiran Badloe NED 37p
2位 Dorian van Rijsselberghe NED 39p
3位 Thomas Goyard FRA 56p
20位 富澤 慎 143p
- 2020 Sorrento RS:X World Windsurfing Championshipshttp://www.rsxclass.org/worlds2020/