SailGP開幕戦シドニー大会、日本は2位で最終戦へ
2月28日、世界最速ヨットレースSailGPが、シドニーで開幕しました。出場7カ国によるフリートレース3レースが行われた第1日、日本は累計23ポイントを獲得し、翌29日の最終マッチレース進出に期待が持てる2位につけました。
1位は30ポイントの英国。昨季優勝のオーストラリアが日本と同点の23ポイントで並んでいます。29日の第2日は、残るフリートレース2レースを行い、全5レースの累計ポイント上位2チームが最終のマッチレースで対戦、シドニー大会の優勝を争います。
日本艇をリードするヘルムスマンのネイサン・アウトリッジはレース後、「きょうは強風への対応、スタートで若干のミスが出た。それでも、修正すべき課題は明確だ」とコメント。
今季、新ポジションのフライトコントローラーを務める高橋レオは、「自分がしっかりと役目をこなせば、マッチレースに進出できる」と自信を見せました。
今季の大会はシドニーを皮切りに、9月まで世界5都市を転戦し、総合優勝賞金100万米ドル(約1億1千万円)の獲得を目指します。(レポート/日本SailGPチーム)
SailGP シドニー大会 第1日成績
1位 英国 30ポイント
2位 日本 23ポイント
3位 オーストラリア 23ポイント
4位 米国 19ポイント
5位 スペイン 15ポイント
6位 デンマーク 13ポイント
7位 フランス 5ポイント
※2、3位の順位は第3レースの順位による
TAG:
SAILGP