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【コラム】12年ぶりにメルボルン・モーディアロックを訪ねてみました

 バルクヘッドマガジン編集長は、引き続きメルボルンに滞在しています。次の取材は来週からはじまる、東京五輪代表選考のレーザーラジアル級世界選手権とRS:X世界選手権です。(BHM編集部)

12年ぶりにメルボルン郊外にあるモーディアロック・セーリングクラブを訪ねてみました。ここで2008年470世界選手権が開催されました

 編集長がメルボルンで取材するのは今回で2回目。前回メルボルンで取材した時のことは強烈に覚えています。2008年に開催された470級世界選手権の取材でした。もう12年前のことになります。470級世界選手権は、今回と同じようにオリンピック(北京五輪)の日本代表選考を兼ねていました。

 男子は、関一人/柳川祥一、山田 寛/中村健一、松永鉄也/上野太郎、石川裕也/野呂英輔、女子は近藤 愛/鎌田奈緒子、吉迫由香/大熊典子、田畑和歌子/栗田直美が出場しました(女子選手は、みんな結婚して姓が変わっていますね)。男子は、松永/上野、女子は近藤/鎌田が北京五輪代表となりました。

 世界選手権(選考)の開催地は、サンドリンガムより南側の小さなモーディアロック・セーリングクラブでした。白砂がまぶしい遠浅のビーチから出艇したのを覚えています。

 思い出すのは470男子の選考です。第一次選考後の前評判をくつがえし、予選修了の時点で、松永・上野だけがゴールドフリート進出。大会を途中にして松永・上野の代表が決定したのです。

 当時の選考方法は、2回の選考大会で得たポイント合計によるものでした。広島でおこなわれた第一次選考では関/柳川が6点を獲得しリードしていましたが、第二次選考でシルバーフリート落ちしたことからポイント獲得ゼロ。

 ゴールドフリートへ進出した松永/上野だけがポイント(4点)を獲得することになり、合計7点で日本代表が確定しました。松永/上野の第一次選考の成績は3番手。逆転のむずかしい位置にいたチームが、ライバルチームの不調でさらりと代表を勝ち取ったのです。

 編集長はあっさりと決定したことに驚きつつも「こんな風に決まってしまうものなのか」と代表選考の妙を考えさせられました。選考の厳しさを感じたのと同時に、最後は何があるのか分からない、ということも十分に理解しました。

 前週にジーロングで開催された日本代表選考でも予想しないできごとがおこりました。2チームが最終選考得点を同点で終えたナクラ17級、最終日最終レース直前にガントリーが破損した49er級。最終選考は何がおこるのかわかりません。

 23日にレーザーラジアル級、24日にRS:X級女子のレースがはじまります。みなさん日本代表選考にご注目ください。

松永/上野艇。2008年世界選手権で編集長が撮影したものです

モーディアロックの白砂のビーチ

何も変わっていないモーディアロックの景色に感激した編集長(でも確実に12歳、年をとってます)でしたが、だれもいないヨットクラブはさびしかったです

◎バルクヘッドマガジン記事 2008年1月27日
http://bulkhead.sblo.jp/article/10079590.html

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