〈グランデッセ〉が逃げ切り優勝!和歌山で開催、SHIMA SEIKI CUP
11月2日、3日、和歌山和歌浦で17回目となる「SHIMA SEIKI CUP」が、53艇の参加で盛大に開催されました。今年も自然災害が各地を襲いヨットレースにも影響を受けましたが、幸いにも秋晴れの下、2日間の日程が予定通り実施できました。(レポート/島精機カップ実行委員会、写真提供/山崎武敏)
軽風ながら秋空のクルーザーレースを満喫した第17回島精機カップ。photo by T.Yamazaki
11月2日レース初日、IRC16艇の第1レースのスタートは湾内軽風です。マーク1からの情報で沖出しすると北寄りの風7~8ノットが入るとのことで全艇スタートしました。16艇は一部の大型艇を除けば関西キールボートサーキットやミドルボートの猛者ばかりで、ワンミスで敗北につながるハイレベルのレースとなりました。
初日は予定通り3レースを実施し、クラス2は〈Gran Desse〉(X-35OD)1-2-1位で完勝。クラス1では〈AOBA〉(Club Swan42)が4-2-2位と手堅く帆走。赤いキャツプが目立っていました。特記すべきは〈NOFUZO〉(X-41OD)で、1-1位を取った後、3レース目で6位に落としアンラッキー。翌日の最終レースに懸けます。
翌11月3日はオープンクラスの「和歌浦セーリングフェスティバル」の37艇も加わり、53艇が和歌浦湾とその沖に設置されたマークを回るコースでおこなわれました。スタート時は微風だったものの徐々に風速も上がり、全艇フィニッシュしレースが終了しました。
IRCのクラス1は〈AOBA〉が勝利。クラス2の〈Gran Desse〉は最終もトップで堂々の優勝です。オープンのクラス1は〈CAMARADES〉(SALONA44)が、クラス2は地元の〈Marine Coral〉(YOKOYAMA30N)が優勝しました。
53艇の参加、天気にも恵まれた本大会。特別協賛をいただいている株式会社島精機製作所の皆様、そして諸団体・行政官庁の後援による支えによって17回を終了できました事を深く感謝します。
IRC総合、クラス2優勝の〈Gran Desse〉(X-35OD)。photo by T.Yamazaki
3日は和歌浦セーリングフェスティバル艇が加わり合計53艇が出場しました。photo by T.Yamazaki
クラス1優勝、総合2位の〈AOBA〉(Club Swan42)。photo by T.Yamazaki
和歌浦セーリングフェスティバル オープンクラス総合優勝〈CAMARADES〉(SALONA44)。photo by T.Yamazaki
〈Gran Desse〉チーム。photo by T.Yamazaki
SHIMA SEIKI CUP恒例のマグロ解体ショー 。photo by T.Yamazaki
◎第17回 SHIMA SEIKI CUP
http://www.wakayama-sailing.org/newsailingclub/newshimaseikicup/index.html
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