オーストラリアと直接対決へ。SailGPマルセイユ2日目
9月21日、強風でレースの開催が危ぶまれたSailGP最終戦マルセ イユ大会2日目でしたが、予報ほど風は上がらず予定どおり3レースが行われました。すでに得点差により決勝のマッチレース進出を決めている日本とオーストラリアはもちろん、そのほかのチームも3位を目指して真剣勝負を繰り広げました。(レポート/SailGP JAPAN)
SailGP2日目のマルセイユは雨になりました。photo by Lloyd Images for SailGP
第4レース。フランス、中国に続いて3番手でスタートした日本は、風上に向かう上りのレグで完璧なフォイリングタックを決めトップに躍り出ます。
しかし、レース海面は場所によって風の強さが違う難しいコンディションで、順位はめまぐるしく変わります。レース終盤、良い風をつかんだのはオーストラリアです。日本がタックでもたついている間に逆転に成功し1位でフィニッシュ。日本は悔しい逆転負けで2位でした。
前日よりさらに岸に近い場所にレースコースが設定されたため、スタートエリアが非常に狭く日本は得意のスリングショトスタートが封じ込められてしまいますが、続く第5レースでも日本は悪くないスタートを切ります。
スキッパー、ネイサン・アウタリッジのスタートテクニックはピカイチです。風はレース中盤から徐々に落ち、陸側の海面を選択したチームは順位を大きく落とします。このレース、中国がシーズンとおして初めてのトップフィニッシュ。2位はオーストラリア、日本は3位でした。
最後の第6レースは序盤、オーストラリアと日本が接近戦を繰り広げますが、途中で風がなくなり風向も20度変わってしまいコースが短縮に。最初にフィニッシュラインを切ったのは、辛抱強く走り続けてリードを保った日本でした。
マルセイユ大会は明日が最終日。グランドファイナルは優勝賞金100米万ドルをかけた日本とオーストラリアのマッチレースです。
【マルセイユ大会成績】(6レース終了時点)
1位:オーストラリア 56ポイント
2位:日本 54ポイント
3位:中国 45ポイント
4位:イギリス 42ポイント
5位:アメリカ 35ポイント
5位:フランス 35ポイント
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