開幕直前、470男子日本代表最終戦「ワールドカップシリーズ江の島」
8月25〜9月1日まで、江の島で「セーリングワールドカップシリーズ江の島大会」が開催されます(レースは27日から)。この大会は、470男子、RS:X男女の日本代表選考を兼ねていて、RS:Xは第2回目となる選考、470男子は日本代表/1チームが決まる最終選考になっています。(BHM編集部)
470男子の最終決戦地、江の島ワールドカップ。東京五輪日本代表候補が決定します。photo by Junichi Hirai
470男子の代表選考を注目している方は多いでしょう。8月初旬におこなわれた江の島世界選手権では、予選最終日までに、岡田奎樹/外薗潤平、土居一斗/木村直矢、磯崎哲也/高柳 彬がトップ10内で拮抗。最終的に抜け出した岡田/外薗だけがメダルレースに進出し、日本チーム最高順位(9位)となりました。
第2回選考までの合計選考得点では(オリンピック代表は第3回選考までの合計得点で競われます)、岡田/外薗が42点、第1回選考となった4月スペイン・プリンセスソフィア杯で日本最高順位を獲得した市野直毅/長谷川孝が40点、3番手の磯崎哲也/高柳 彬が30点、土居一斗/木村直矢が22点となっています。
上位2チームが一歩リードしています。後続チームが、この得点差を逆転するにはトップ10内の決勝メダルレースに進出し、メダル獲得を視野に入れた戦いが必須となるでしょう。世界のトップ選手が出場するため高い壁が立ちふさがるものの、昨年のワールドカップ江の島で金、銅メダルを獲得した日本男子にとって不可能なミッションではありません。
また、RS:X級代表選考も加熱してきました。現在、男女とも第1回選考(4月スペイン・プリンセスソフィア杯)が終わり、男子は富澤 慎、女子は須長由季がリードしています。
RS:Xは男子と女子では選考方法(選考指定大会)が異なります。男子はすでに終わったプリンセスソフィア杯、8月ワールドカップ江の島、9月イタリア世界選手権の3大会が選考。女子は前記する3大会に加えて来年2月ニュージーランド世界選手権の4大会が選考指定大会となっています。
男子は、北京五輪から連続出場する富澤が実力、経験ともに日本を引っ張っている存在ですが、日本女子の実力は伯仲しています。選考大会も多く用意されているため、1大会ごとにしっかりポイントを獲得して積み重ねていくことが大切になりそうです。
さあ、緊張のワールドカップ江の島大会は25日に開会式がおこなわれ、27日からレースがはじまります。みなさん、ご注目ください。
セーリングワールドカップシリーズ江の島
https://wcs-enoshima.jp/
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