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酷暑、江の島470ワールド。初日は風弱くレース不成立

 8月4日、470級世界選選手権レース初日。朝から真夏の太陽が照りつけ、気温はぐんぐん上昇しますが風がありません。レース委員会は当初の予定よりスタート時間を1時間遅らせる決定をしました。(レポート/西朝子 470世界選手権広報)


風待ち後、昼から出艇しますが、その後、期待のシーブリーズは入らず、レース初日のレースはキャンセルされました。photo by Junichi Hirai

 陸上待機の後、満を持して江の島ヨットハーバーを出港した選手たち。しかし、風はなかなか吹かず、選手たちは海上でも風待ちの待機を強いられます。13時50分、ようやく女子の第1レースがスタート。微風コンディションの中、39艇が風上に位置する第1マークを目指しました。

 ディフェンディングチャンピオンの吉田 愛/吉岡美帆組はレース序盤で中国艇の進路を妨害したとして抗議を受けます。

 ペナルティー解消のため、その場で720度回転を行った結果、順位を落としてしまいましたが、先頭艇が第1マークに到達する前に20分のタイムリミットが来てしまったためレースは不成立に。

 その後もほとんど風がない状態が続き、結局、レース初日は男女ともにレースが行われませんでした。

 8月5日の最初のレースは13時スタートの予定で、最大3レースが行われます。本世界大会は男女ともに5レース実施されれば成立します。予選・決勝シリーズは最大11レースが行われ、トータルポイントの上位10艇がメダルレースへと進出します。メダルレースは最終日に1レースのみ行われ、天候不良の場合も順延はありません。

日本チーム・女子
JPN-1(バウNo.6)吉田愛/吉岡美帆
JPN-12(バウNo.24)宇田川真乃/工藤彩乃
JPN-9(バウNo.27)田中美紗樹/野田乙心
JPN-3(バウNo.30)林優季/西代周

日本チーム・男子
JPN-20(バウNo.4)岡田奎樹/外薗潤平
JPN-11(バウNo.8)土居一斗/木村直矢
JPN-83(バウNo.10)市野直毅/長谷川孝
JPN-7(バウNo.11)磯崎哲也/高柳彬
JPN-15(バウNo.17)高山大智/今村公彦
JPN-10(バウNo.34)小泉颯作/松尾虎太郎
JPN-4691(バウNo.36)出道耕輔/中川大河
JPN-4546(バウNo.45)河合龍太郎/中澤太郎


470世界選手権レース初日ハイライト映像

◎2019江の島470世界選手権(速報、ニュース、レース結果、ライブトラッキング等)
http://2019worlds.470.org/

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