オーストラリア優勝!境港レーザースタンダード世界選手権最終日
7月9日、鳥取県境港で開催された「レーザースタンダード世界選手権」の成績です。大会最終日は、美保湾で朝方まで降っていた雨があがり、梅雨の合間に夏空が広がりました。優勝はオーストラリアのトム・バートンで、はじめてのワールドタイトルを獲得しました。(BHM編集部)
初優勝を決めたトム・バートン(AUS)。photo by Junichi Hirai
また、東京五輪の日本代表選考第1回大会となったレーザー男子は、南里研二が国別順位で35カ国(五輪出場国数)内となる34位を獲得し、日本レーザー男子の東京五輪出場を決めました。レーザー男子がオリンピックに出場するのは、2008年北京五輪以来となります。
「出場国枠を取って自力で五輪に出れることで、これから自信を持って戦えます。大会期間中、成績は浮き沈みしましたが、追い上げる展開もあり、最終レースで1位を取れたこともよかった。これから秋まで国内大会が続きますが、メルボルン世界選手権(第2回日本代表選考)に向けてしっかり調整していきたいと思います」(南里)
レーザースタンダード世界選手権は、風に恵まれて全レース実施されました。レース運営は手際よく、また全国のレーザーフリート、地元ボランティアの協力で、ホスピタリティあふれる大会に選手たちは大満足したと思います。
スタンダード世界選手権はマリーナ内に設置された巨大テントで閉会式がおこなわれ、幕を閉じました。次回は7月19〜24日まで同地でレーザーラジアル世界選手権が開催されます。レーザーワールドシリーズはまだまだ続きます。
3位ジョージ・ゴートレイ(NZL)。南半球勢が上位を占めました。photo by Junichi Hirai
2位、マシュー・ウォーレン(AUS)。photo by Junichi Hirai
1位、トム・バートン(AUS)。photo by Junichi Hirai
五輪出場(国枠)と選考ポイントを獲得した南里研二。日本代表選考は2月オーストラリア・メルボルンで開催される世界選手権です。photo by Junichi Hirai
表彰される上位選手。photo by Junichi Hirai
◎2019境港レーザースタンダード世界選手権
https://2019worlds.laserjapan.org/standard/
レーザースタンダード世界選手権フォトギャラリー
レース前日
オープニングセレモニー
レース初日
レース2日目
レース3日目
レース4日目
レース5日目
レース最終日・閉会式
レーザースタンダード世界選手権 最終成績 参加156艇
1. Tom Burton AUS 59 pts
2. Matthew Wearn AUS 63 pts
3. George Gautrey NZL 68 pts
4. Sam Meech NZL 72 pts
5. Nick Thompson GBR 73 pts
6. Jean-Baptiste Bernaz FRA 78 pts
7. Elliot Hanson GBR 92 pts
8. Lorenzo Chiavarini GBR 92 pts
9. Philip Buhl GER 96 pts
10. Thomas Saunders NZL 96 pts
57. 南里研二
96. 樋口碧
105. 鈴木義弘
113. 瀬川和正
123. 北村勇一朗
136. 児玉洋輝
138. 藤本拳
141. 杉山航一朗
144. 木村俊介
146. 宮田一志
147. 都 茂樹
148. 山下力蔵
149. 大川晃弘
150. 久保雅敬
151. 長義晴
152. 堀田学
154. 福田育弘
156. 櫻井真也
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