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愛知鬼崎で開催、2019レーザー中部選手権レポート

 6月1、2日、愛知県常滑市鬼崎で「2019レーザー中部選手権」が開催されました。参加は、スタンダードクラス23艇、ラジアルクラス31艇、4.7クラス4艇の合計58艇。北は札幌フリート、南は熊本フリートからと全国各地から、様々な年代のセーラーが鬼崎へ集いました。(レポート・写真提供/知多フリート 百済裕人)


58艇が参加して盛大に開催されたレーザー中部選手権

 初日は全くの無風で、陸上でAP掲揚。しばらく陸待機となりました。そよそよと4ノット前後吹きはじめ、なんとか1レース目が成立したものの、また無風になり、約3時間の海上待機を耐え夕方に8~10ノット前後の風がレース海面南側の中部国際空港を超えて入ってきました。

 初日の結果は、スタンダードクラス1位南里選手(津フリート)、2位児玉選手(津フリート)、3位木村選手(材木座フリート)。ラジアルクラスは1位丸太選手(大阪北港フリート)、2位加藤選手(津フリート)、3位田中選手(蒲郡フリート)です。

 4.7クラスは1位芦松浦選手(芦屋フリート)、2位吉岡選手(水域マネージャー推薦)、3位は松山選手(芦屋フリート)となりました。

 2日目も朝は微風でAP掲揚。初日同様陸待機。また同じく中部国際空港から風が入ってきましたが、170~220度前後にシフトする安定しないコンディションで、ふたたび海上待機が続きました。

 風が安定してきた11時頃からようやくレースをスタート。しかし、シフティなコンディションには変わりなく、ラジアル・4.7クラスではブラック旗にひっかかる選手が続出しました。

 その風は続き、午後2時30分が最終予告という短い時間の中でたくさんレースを行う事が出来ました。

 最終成績は、スタンダードクラス1位南里選手(津フリート)、2位児玉選手(津フリート)、3位木村選手(材木座フリート)。ラジアルクラスは1位丸太選手(大阪北港フリート)、2位杉浦選手(申請中)、3位大工選手(若州フリート)です。

 4.7クラスは1位杉浦選手(蒲郡フリート)、2位吉岡選手(水域マネージャー推薦)、3位は松浦選手(芦屋フリート)でした。

 スタンダードクラスの南里選手は、同じ津フリートの児玉選手と一進一退の攻防を見せるも、先輩として強さを発揮し、オールトップを成し遂げました。

 ラジアルクラスの丸太選手はブラック旗にかからず堅実なレース運びをし、シフティなコンディションの中でも常に上位をキープしていました。

 4.7クラスの杉浦選手は、第1レースを学校行事のためにリタイアしたものの、2日目のシフティな風を見事に捕まえ、英語をものともせずに1位を手にしました。

 選手、運営の皆様お疲れさまでした。また鬼崎で会いましょう!


南里選手(右)vs児玉選手


ラジアル優勝の丸田杏選手(172269)


4.7クラス優勝杉浦選手


スタンダード成績


ラジアル成績


4.7成績

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