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日本は2位で次回サンフランシスコ大会へ。Sail GP シドニー最終日

 2月16日、オーストラリアで開催されたSail GPシドニー最終日。日本はフリートレース2位で決勝マッチレースへ進出しました。オーストラリアとの一騎打ちとなる最終レースは、スタートは互角ながらも第1マークまでに先行を許し、そのままの形でフィニッシュ。日本は2位でシドニー大会を終えました。(BHM編集部)


第1戦で優勝したオーストラリア。トム・スリングスビーがヘルムを取り、ジェイソン・ウォーターハウス(リオ五輪ナクラ17銀メダル)がフォイル・コントロールを担当しています。photo by Junichi Hirai

Sail GP シドニー大会 最終成績
1位:オーストラリアチーム48点
2 位:日本チーム 45点
3 位:イギリスチーム 36点
4 位:中国チーム 33点
5 位:フランスチーム 33点
6 位:アメリカチーム 31点


オーストラリアと日本の直接対決となった最終マッチレース。photo by Junichi Hirai


3名の日本選手。吉田雄悟、高橋レオ、笠谷勇希(写真左から)。photo by Junichi Hirai

Sail GP 日本選手のコメント
笠谷勇希

「(初戦を終えて)一定の手応えはつかめたのは良かったです。トップが取れなかったことは残念。マニューバが劣っているのを感じたので、その反省を生かしてサンフランシスコにつなげたい。具体的には、タックやジャイブのあとの立ち上がりの部分が遅い。それと(相手艇と)スプリットしたときにうまくはまらなかった。マッチレースの時はずっと後ろを向いているポジションなので、何も見えていません。苦しい戦いでしたが、スタート前にフックが決まったのは気持ちよかった」

吉田雄悟
「可もなく不可もなくという内容でした。良かった部分は、レオがきっちり働いたことです。これはチームにとっての成功。自分が乗って感じたのは、オーストラリアとの差。マニューバ、タック・ジャイブの差。弱い風でも彼らは決めてくる。日本は、これができなかったのが大きい。(自分が乗艇して)気持ちは普通と変わらない。冷静に乗れたと思います」

高橋レオ
「きょうはマッチレースで勝負をかけた。悔しかったけれど、オーストラリアはうまかった。次は勝てるようにしたい。ネイサンとのコミュニケーションは勉強になります。ネイサンは無駄がなくて、きれいなコミュニケーションです。今回はぼくにとってビッグチャンス。疲れたけれど毎日興奮しました。このチームでやるべきことをちゃんと学んで。日本人チームになったときにがんばりたい。次までにもっとパワーを付けます!」


日本選手インタビュー。映像提供:Daily Sailing Japan

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