【W杯】2019年初戦となるワールドカップ・マイアミ大会開幕
1月29日、米マイアミでワールドカップシリーズ・マイアミ大会が開幕しました。2019年度初戦となる本大会に東京五輪を目指す日本選手が出場しています。(BHM編集部)
大会初日は各クラスでレースがおこなわれ、2レースおこなわれた470男子の市野直毅/長谷川孝は4位、磯崎哲也/高柳 彬は5位、女子の吉田愛/吉岡美帆が7位、RS:X女子の伊勢田愛は10位となっています。
大会は今週末が決勝戦となり、2月2日に49er、49erFX、ナクラ17、RS:X男女、3日に470男女、レーザー、レーザーラジアル、フィンの決勝メダルレースがおこなわれます。
マイアミで開幕したW杯。写真先頭JPN7は磯崎/高柳。大会は2月3日までおこなわれます
本大会よりデンマークのHEMPEL(ヘンペル社)が冠スポンサーとなり、名称が変更されたワールドカップ。今年のスケジュールは1月マイアミ、4月ジェノヴァ、6月マルセイユ(2019年度最終戦)、8月江の島で開催されます。
昨年までの流れと違うのは、東京五輪が近づき各国では国内選考がはじまることです。昨年8月のオーフス(世界選手権)から五輪出場国枠を決めるクオリファイがはじまり、すでに代表選手が決定している国もあります。
東京五輪で戦う選手は出揃いました。今年、来年は、国際ヨットレースの出場有無を含めて、『ライバルの手の内を探る』という戦いがおこなわれることもワールドカップや欧州各国で開催される地域大会の注目点といえます。
W杯の出場意義も、国や選手によって異なっているのが現実です。今回のマイアミ大会では、470級男女、レーザーラジアル級、フィン級、RS:X男女に日本選手が出場しています。
マイアミ大会は日本国内のオリンピック代表選考に関係しないので、出場する選手は冬期のトレーニングレガッタとしての意味が強くなっています。
とはいえ、種目によってレベル差はあるものの、世界のトップ選手の一部が出場するハイレベルな大会であることに違いはなく、確実に成績を残すことが日本選手に求められています。
HEMPEL WORLD CUP SERIES MIAMI
https://miami.ussailing.org/
初日4位につけた市野/長谷川。今年も出だし好調(昨年のW杯マイアミ大会でも初日1位でした)。順位をキープできるかが鍵です
ワールドカップシリーズ マイアミ大会 初日成績
470男子 参加37艇 2R終了時
1. SWE Anton DAHLBERG / Fredrik BERGSTRÖM 5.0p
2. ITA Giacomo FERRARI / Giulio CALABRÒ 7.0p
3. USA Stuart McNAY / David HUGHES 8.0p
4. 市野直毅/長谷川孝 11.0p
5. 磯崎哲也/高柳 彬 12.0p
12. 岡田奎樹/外薗潤平 28.0p
13. 高山大智/今村公彦 29.0p
14. 土居一斗/木村直矢 29.0p
470女子 参加28艇 2R終了時
1. POL Agnieszka SKRZYPULEC / Jolanta ZOHAR 2.0p
2. GER Fabienne OSTER / Anastasiya WINKEL 8.0p
3. ITA Benedetta di SALLE / Alessandra DUBBINI 11.0p
7. 吉田愛/吉岡美帆 18.0p
11. 宇田川真乃/工藤彩乃 23.0p
25. 林 優季/西代 周 48.0p
レーザーラジアル 参加59艇 1R終了時
1. CHN Dongshuang ZHANG 1.0p
2. AUS Zoe THOMSON 2.0p
3. DEN Anne-Marie RINDOM 3.0p
21. 冨部柚三子 21.0p
54. 土居愛実 BFD
RS:X男子 参加54艇 2R終了時
1. ESP Angel GRANDA-ROQUE 9.0p
2. CHN Bing YE 9.0p
3. POL Pawel TARNOWSKI 11.0p
13. 富澤 慎 37.0p
RS:X女子 参加41艇 1R終了時
1. CHN Yunxiu LU 1.0 p
2. ITA Flavia TARTAGLINI 2.0p
3. ISR Yarden ISAAK 3.0p
10. 伊勢田愛 10.0p
19. 大西富士子 19.0p
28. 小嶺恵美 28.0p
30. 松浦花咲実 30.0p
フィン級 参加27艇 1R終了時
1. FRA Jonathan LOBERT 1.0p
2. CRO Josip OLUJIC 2.0p
3. USA Luke MULLER 3.0p
18. 藤村裕二 18.0p
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