全国の高校生セーラーが唐津に集結。全日本420選手権、九州ユースチャンピオンシップ
12月22~23日に九州ユースチャンピオンシップ、12月24~26日に全日本420級選手権が、佐賀県ヨットハーバーで開催されました。全日本420選手権は女子420、U17全日本を兼ねていて、2019年420世界選手権の選考もおこなわれました。(レポート・写真提供/陰山雅大、陰山恭彦)
全レース5位以内の成績で優勝を勝ち獲った420級、池田海人/吉井稀世輝(霞ヶ浦高校)。 photo by Masahiro Kageyama
420級 48艇、レーザーラジアル級 22艇で行われた九州ユースチャンピオンシップ初日は、風に恵まれ2レースを実施。2日目午前中は海上で合同練習会が行われ、その後レースを予定していましたが、風がなく陸上待機となりました。
風待ちの時間には、クラス別に分かれ講習会が行われ、420級の選手たちには、2012年ロンドン五輪470代表の原田龍之介氏が講習会を開催。風待ちを貴重な時間へ変えました。その後、シーブリーズが入り420級のみ1レースをおこない、九州ユースチャンピオンシップは幕を閉じました。
引き続き24日から全日本420が開幕。同大会は、参加艇数84艇と過去最大のエントリーを集めました。艇数が多いため、初日・2日目は2フリートに分けて予選シリーズ、最終日にゴールド・シルバーに分かれる決勝シリーズとなりました。
今月9日に亡くなられた重由美子さんに大会関係者含め約200人が黙祷を捧げ開幕した今大会。重さんは唐津を拠点にセーラーとして活躍、指導者としても沢山のセーラーを育てました。 photo by Yasuhiko Kageyama
風向・風速測定不可と海上での風待ちが続いた2日目、3日目。photo by Masahiro Kageyama
過去最高の参加艇数を誇る本大会。遠方からもセーラーが集まりました。photo by Masahiro Kageyama
韓国チームから4艇がエントリー。選手たちにとっても貴重な経験となりました。photo by Masahiro Kageyama
選手だけではなく、運営役員や関係者も全国から集結。素晴らしい運営をありがとう! photo by Masahiro Kageyama
420全日本優勝の池田は「3日間を通して5位以内と収められたので良い成績を獲れた」、 吉井『420スキッパーの経験があまり無い相方をリードできて良かった」とコメント。photo by Masahiro Kageyama
大会期間中を通して重由美子さんへの寄せ書きも設置され、選手、関係者が想いを綴りました。12月は唐津で西日本420級選手権、九州ユースチャンピオンシップ、全日本420級選手権の3つのレガッタを開催したのは、闘病中だった重さんを励ます目的もありました。photo by Masahiro Kageyama
2つのレガッタを通し、選手・運営役員・大会関係者の熱い想いを感じました。他の海では味わえない唐津らしいレースであり、選手を強く育てた素晴らしい5日間になりました。
全日本420級選手権写真
24日(初日)
https://photos.app.goo.gl/f7eaRJ82zfynxWw68
25日(2日目)
https://photos.app.goo.gl/JkvFut14VLo9SQQMA
https://photos.app.goo.gl/pCYpHNDgpFusnpdq7
26日(最終日)
https://photos.app.goo.gl/8uoD2u56ZWpwyYgL8
九州ユースチャンピオンシップ写真
22日(初日)
https://photos.app.goo.gl/rMQJRnSpCNLRUyn2A
23日(最終日)
https://photos.app.goo.gl/EUq9Mw6LCNJRfrbCA
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