ハンザで盛り上がる広島観音!アジア初開催ハンザワールド3日目
10月16日、広島観音マリーナで開催されている「2018ハンザクラスワールド&インターナショナルチャンピオンシップ広島大会」(ハンザワールド)。この大会は2年に一度開催される世界選手権で、アジアではじめて開催されるハンザクラスのビッグイベントです。(BHM編集部)
14日からレースが始まっているハンザワールド。日本初、アジア初のビッグイベントで、観音マリーナでは1994年アジア大会以来の大規模な国際大会です。photo by Junichi Hirai
出場するのは、日本をはじめ、オーストラリア、ポルトガル、シンガポール、イギリス、チリなど24カ国・地域から191名。障がい者セーリングといえばパラリンピック種目のパラセーリングが知られていますが、ハンザクラスは障がい者も健常者も区別することなく同じ土俵で戦う、という特長があります。
ハンザワールドで採用されているのは3艇種4種目です。
1人乗り ハンザ2.3
1人乗り ハンザ303
1人乗り リバティ(電動補助(サーボ)付きの艇も含まれます)
2人乗り ハンザ303
どの種目も前向きに座って、戦闘機の操縦のようにジョイスティックをティラー代わりに使います。また、重量級のキールにより安定性が増し、オーバーヒールをおさえるのでハイクアウトすることはありません。既存のセーリングスタイルとは、ちょっと違いますが、初心者でも感覚的にセーリング(操船)できるため、子供から年配者まで年齢男女を問わず乗りこなせます。
ハンザワールド大会3日目は、午前中は陸風、午後は南風となり、広島らしい微軽風でレースがおこなわれました。日本選手の活躍もめざましく、2人乗りハンザ303の中山由菜/柴田莉美那、1人乗りハンザ303の丹羽 巧、ハンザ2.3の藤本結衣が、それぞれ総合2位につけています。
レース海面は観音マリーナの目の前。防波堤からも観戦できます。1レースあたり30分で午前2レース、午後2〜3レース予定されています。photo by Junichi Hirai
船へ乗り降りはさん橋で。車椅子の選手は体を抱えてもらって船へ乗り込みます。photo by Junichi Hirai
総合2位につける1人乗りハンザ303の丹羽選手。今年9月アメリカで開催されたパラワールドにも出場しました(15位)。photo by Junichi Hirai
1人乗り種目のリバティ。メインとジブがありハンザ303よりもワンサイズ大きい。photo by Junichi Hirai
ハンザ2.3。メインセールだけのキャットリグ。photo by Junichi Hirai
ハンザ303。1人乗りと2人乗り種目で採用されています。photo by Junichi Hirai
防波堤から応援する声が選手にも届きます。アットホームな世界選手権です。photo by Junichi Hirai
広島東洋カープ公認の大会Tシャツ。ヨットに乗ってる!photo by Junichi Hirai
◎2018 Hansa Class World & International Championships
http://2018hansaworlds.com/
◎バルクヘッドマガジン・フォトギャラリー
10月16日 ハンザワールド3日目
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ベストウインド
ジャストヨット運送
ファーストマリーン
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ