2019年2月開幕、AC艇によるグランプリレガッタ「SAILGP」発表
10月4日、フォイリングカタマランによるワールドツアーが発表されました。このイベント「SAILGP」はラリー・エリソン、ラッセル・クーツが手がけるワールドツアーで、第35回アメリカズカップで採用されたAC50を改良したF50で競われます。(BHM編集部)
2019年2月に始まるSailGPは、オーストラリア、中国、フランス、イギリス、日本、アメリカから6チームが出場。アメリカズカップ艇AC50を再設計、さらに最先端の技術が投入され、F50として生まれ変わりました。
みなさんご存知のようにエミレーツ・チームニュージーランドの勝利により、第36回アメリカズカップは2021年3月にニュージーランドで開催されることになりました。この大会で採用されるのは、新開発されている75フィート・モノハル・フォイル艇(AC75)で、すでにニュージーランド、イタリア、イギリス、アメリカがエントリーしています。
SAILGPは前アメリカズカップの流れを継続・進化させたもので、ラリー・エリソン、ラッセル・クーツが目標にしていた興行的成功をも視野に入れたヨットレースの発展的イベントといえます。最終戦のマルセイユではトップ2チームによるマッチレースで賞金100万ドルを争います。
SAILGP 開催日程
Sydney, Australia 15-16 February
San Francisco, USA 4-5 May
New York, USA 21-22 June
Cowes, Great Britain 10-11 August
Marseille, France 20-22 September
そして、わたしたちが気になるのは公式に発表された日本チームの参戦です。14日にロンドンでおこなわれたSAILGPのイベントでは、イギリスチームのメンバーが発表されました。日本チームの内情も近いうちに発表されるでしょう。たのしみです!
AC50よりも15%の性能向上、最高速50ノット超が期待されるワンデザイン艇F50。全長:15メートル、横幅:8.8メートル、ウイングセール:24メートル、クルー5名:ヘルムスマン・ウイングトリマー・フライトコントローラー、グラインダー(2名)。体重制限:438キロ。F50は40フィートコンテナで各地へ輸送され、48時間で組み立てられるとのこと
SAILGP プロモーション映像
◎SAILGP
https://sailgp.com/
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