白石/上田、返り咲き優勝!福岡・小戸全日本スナイプ選手権最終日
8月22日に開幕した全日本スナイプ選手権もついに最終日、両フリート 1レースが行われ、ゴールド9レース、シルバーが8レースが完了。最終日予告は13時、シルバーフリートのスタート時間は12時59分と、本部船もギリギリまで粘ってレースがおこなわれました。(レポート・写真提供/陰山雅大)
2位に15点差をつけて文句ナシの優勝を飾った白石潤一郎/上田真聖(NORTH SAILS JAPAN)
「優勝したことよりも第7レース気持ちを高ぶり、ものすごく集中でき涙が出そうな程充実したレースができ感動した」(白石)
「今年ヨットに乗ったのは西日本ヨットウィークと今回だけであった。もともと自身のもつ5回の優勝記録を超えたかった」(上田) Photo by Masahiro Kageyama
白石・上田は全日本スナイプ歴代最多優勝回数5回を持っていた甲斐幸さんの記録を塗り替えました。甲斐さんもどこかで微笑んでいるでしょう。
最終日で5位から浮上し準優勝した松崎茂/服部雄太(豊田自動織機)
「今回の目標はワールドの権利獲得であり、順位も少しずつ上げ達成できた。久しぶりの準優勝で良かった」(松崎)
「レース中など松崎さんに指導して貰いながらのレース。準優勝・ワールド権利獲得が嬉しい」(服部) Photo by Masahiro Kageyama
学生トップを最後までキープし3位入賞を果たした加藤卓/齋藤洋童(慶應義塾大学)
「シフティーで難しい風が多かった。来週の全日本学生ヨット選手権大会 個人戦への自信へ繋がった」(加藤)
「目標であるインカレ優勝のためビックフリートなどの事も視野に入れ挑んだ」(齋藤) Photo by Masahiro Kageyama
上位8位までのヘルムスマンには2019年に開催される世界選手権への参加資格を、上位5位のヘルムスマンには来年の全日本スナイプのシード権が与えられます。
閉会式後は全日本スナイプ恒例の集合写真。Photo by Masahiro Kageyama
本大会は、台風の影響などもあり常にスムーズに進みませんでしたが、レース委員会の素晴らしい対応や判断、そして選手たちも自らルールを守り守らせていたのか、クラスルールの抗議を除き艇同士の審問件数はゼロ。結果も実力が伴う形となり素晴らしいレースでした。
新たな歴史が刻まれた第71回全日本スナイプ級ヨット選手権は閉幕。スナイプ級の益々の振興と発展を祈ります。
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ベストウインド
ジャストヨット運送
ファーストマリーン
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ