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【全日本ミドル】酷暑西宮決着、VOGUEが逃げ切り総合優勝を果たす!

 7月16日、「全日本ミドルボート選手権」3日目。西宮沖は大会最終日も猛暑となり、南風のシーブリーズで2レースを実施。最終日に〈NATSUKO〉(X35)が1-1位で追い上げるも届かず。〈VOGUE〉(JND35)が逃げ切り総合優勝を飾りました。(BHM編集部)


初出場、初優勝を飾った〈VOGUE〉。photo by Junichi Hirai

 各クラス成績は次のとおりです。Aクラスは〈SWING〉(Melges32)、Bクラス〈VOGUE〉、Cクラスは〈APHIROS〉(TSUBOI IMS950MOD)が優勝杯を獲得しました。みなさん、おめでとうございます。


2018全日本ミドルボート選手権 総合最終成績


2018全日本ミドルボート選手権 クラス別最終成績


総合優勝、Bクラス優勝 VOGUE
「(勝因は?)今回の風域で船のポテンシャルがうまく出せたと思います。ミドルボートクラスには昨年から活動をはじめ、この船になる前にメルジェス24を5年間ほど乗り込みました。今回はオリジナルメンバーに加え、トリマーに入ったノースセールジャパンの藤井選手の活躍も大きかった。普段は相模湾のクラブレースが主体です。これからもクラブレースでしっかり走り、チューニングデータを増やして、大きなレースにもチャレンジしていきたい」(VOGUE 臼田真人オーナー)


Aクラス優勝 SWING
「初日につまずきましたが、2日目に挽回でき、3日目に結果につなげることができてホッとしています。いまはボーディン40の練習が多く、メルジェス32に乗れていなかった。でも、長年乗ってきた経験を出せたかなと思います」(SWING 川上洋一タクティシャン)


Cクラス優勝 APHIROS
「今回は若いメンバーが主要ポジションを担当しました。ヘルムスマン(畠山知己)、トリマー(小林正季)、タクティシャン(久米 敏。初日のタクティシャンは中野 誠)。混成チームだけれど、みんな何度も乗っているから問題なし。来年もがんばります」(APHIROS 長谷川 淳オーナー)

※これまで〈APHIROS〉のタクティシャンを務め、今回も乗艇予定だった高木 裕さんが他界されました。高木選手はロサンゼルス五輪470級日本代表で、福岡大時代から数々のタイトルを獲得してきました。国内外のクルーザーレースにも活動の場を広げ、J/24、マッチレース、トランスパックヨットレース、シドニーホバートヨットレースでも活躍した日本を代表するセーラーです。心からご冥福をお祈りいたします。バルクヘッドマガジン編集部


ORAN, feel quite an aviatorさんによる最終日ドローン映像です

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