新潟県聖籠町でテーザー&レーザー合同開催!アーリーサマーレガッタ・レポート
6月9日から10日まで新潟県聖籠町(せいろうまち)で「2018テーザー&レーザー アーリーサマーレガッタ」が開催され、各地から遠征好きのレーザー級11艇、レーザーラジアル級2艇、テーザー級9艇が集まりました。会場となった聖籠町網代浜は、過去には新潟国体や東北学生オープンヨット選手権などが開催された場所です。(レポート/日本テーザー協会、写真/レーザー仙台フリート 二瓶誠志)
テーザー級とレーザー級が合同で開催されたアーリーサマーレガッタ
本大会は、日本テーザー協会と新潟県セーリング連盟との共同主催でおこないました。テーザー級のレガッタを新潟県で開催するのは初めてのこと。新しい場所でレガッタを開催したいと思っていたテーザー協会関係者から新潟県セーリング連盟にお願いし、レーザー級と合同開催する形で実現しました。
初日9日はレーザークラスのみ3レースが予定されていましたが、朝からの風の影響で高いうねりが残り、全レースが中止となりました。レセプションが海岸沿いのカフェレストランで開催され、地元の方によるタヒチアンダンスが参加選手を大いに楽しませてくれました。
10日はうねりが残る海面の中、10ノット程度の風で第1レースがスタートし、ほぼターゲットタイム(レーザー:40分、テーザー:35分)通りのレースとなりました。
先にスタートしたのはレーザー級です。沼津から遠征してきた小見山選手が冨樫(山形)、市村(新潟)との競り合いを制してトップフィニッシュ。
後からスタートしたテーザー級は、軽部/軽部(稲毛)が1マークをトップ回航し、後続を抑えてそのままフィニッシュ。2位以下は混戦模様の中を植田/植田(芦屋)、亀山/井上(稲毛)が続きました。
第2レースはテーザーが先にスタートしました。ところが1マークが近くに見えてきたところで風がなくなり、その後大きく振れてまた吹き始めましたが、N旗が掲揚され中止となりました。
この日は予報によれば東よりの風が少しずつ右に回っていくものと思われましたが、実際は数十分おきに数十度ずつ振れ、1日を通して360度回り続けました。
レース委員会は風向が安定したと思ってコースを設定しますが、スタート前後に大きく振れてAPまたはN旗掲揚を繰り返します。地元のセーラー曰く「このような吹き方は、1年に1回あるかないか」とのことでした。
13時30分の最終スタート時刻までレース委員会はあきらめずに粘り強くコースを設定し続けましたが、風は最後まで無情にも振れ続けます。結局、第1レース以降のレースは実施できずにレガッタは終了し、第1レースの結果がそのまま最終成績となりました。
表彰式では、入賞者に新潟県産の日本酒やワインが多数用意されました。1レースしかできなかったことは残念でしたが、「また来年」への期待が高まる、おもてなし感満載の大会でした。
次のテーザー公式戦は 7月8日に芦屋で開催される西日本選手権です。2018年度スケジュールはホームページに掲載しています。(http://tasarjapan.org/index.php/events/208-2018schedule )。
テーザー級は新潟県聖籠町で開催されるはじめての大会になりました
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