ヴァーチャルレガッタやってますか? 今年「eセーリング世界選手権」が開催されます
2017年秋のワールドセーリング総会で発表された「eセーリング世界選手権」の具体的な内容が発表されました。e(イー)セーリングとは、アプリを使ったユニークなヨットレースで、現在数百万人がオンラインで利用しているとのこと。(BHM編集部)
セーリング史上初となるヴァーチャルレガッタによる「eセーリング世界選手権」が開催されます。種目(艇種)が続々増えています
国内でもすでに参戦しているセーラーは多いのではないでしょうか? バルクヘッドマガジン編集長もときどき参戦していて、最近はゲーム性が多様化しているのを感じています。
編集長のつたない経験でいうと、、、オンラインのヨットレースアプリは、ボルボーオーシャンレースやヴァンデグローブのファン向けサービスとして登場した「ヴァーチャルレガッタ」が深く関係しています。
ヴァーチャルレガッタは、世界一周しているチーム/選手と、リアルタイムでゲームを通じて疑似体験でき(吹いている風も同じ)、さらにスポンサーがつくことで賞金や賞品が提供されることになりました(かくいう編集長もヴァーチャルで4度ほど世界一周しています)。
そして2017年にヴァーチャルレガッタのインショアレース版が発表され、これが「eセーリング世界選手権」で採用されることになります。現在、ヴァーチャルレガッタは、ボルボ・オーシャンレース、ヴァンディグローブ、エクストリームセーリングシリーズ、スターリーグと連携しています。
このワールドセーリングによる「eセーリング世界選手権」は、5月10日から9月初旬までが予選となり、各チャレンジ(大会)の上位5選手は自動的にプレーオフへ駒を進めます。プーレーオフには世界ランキングから1000人までの選手が参加できます。
プレーオフは9月に最大14日間開催され、上位4名の女子と総合ランキング4名は、eセーリング世界選手権ファイナルへ進出できるとのこと。ファイナルは10月30日にフロリダ・サラソータへ招待され、観衆の前でレースがおこなわれ、その様子は世界中に中継されます。
と、ここまで、ゲームをやったことのない方には、なんのことかさっぱり理解できないかもしれません。まずは、アプリ(デスクトップ、iOS、アンドロイド)で無料体験してみてください。
また、編集長が注目しているのは、ヴァーチャルレガッタのなかに組み込まれている「セーリングスクール」です。これからの子どもたちやビギナーは「セーリングをアプリで学ぶ」のもアリかもしれません。
ヴァーチャルレガッタ
PC版
https://www.virtualregatta.com/en/index_vrinshore.php
iOS版
https://itunes.apple.com/us/app/virtual-regatta-inshore/id1182301199?mt=8
アンドロイド版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.virtualregatta.inshore&hl=en
こちらはヴァーチャルレガッタ・セーリングスクール。風に対する船の向き、ヨットレースの基本ルール等が学べます。BHM編集部員(10歳)がやってみたところ、かんたんにクリア。少々物足りなさを感じました
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