12月16、17日に葉山マリーナで「伊藤園マッチレースシリーズ　クリスマスマッチ in 葉山マリーナ」が開催されました。年間シリーズの最終戦となる本大会に若手を含め6チームがエントリー。ベテラン格に成長した本吉夏樹選手が優勝を果たしました。（レポート・写真提供／樋口良彦 レース委員長）

葉山沖で開催された伊藤園マッチ最終戦クリスマスマッチ。新旧マッチレーサーが集まり2日間の熱戦を繰り広げました

　伊藤園マッチレースシリーズは、株式会社伊藤園の協賛により、4月から7回のマッチレースシリーズを葉山マリーナをベースに開催されます。最終戦は、NPOニッポンセールトレーニング葉山（NST）の主催で、12月に最終戦を実施しています。

　初日は、2フライトを消化したところで、西風が強くなったためレースを中止。2日目は北風の良いコンディションに恵まれる中、ラウンドロビンシリーズを、1位 本吉選手、2位 田中選手、3位 市川選手、という順位で終了し、ファイナルシリーズに決勝の舞台を移しました。

　優勝決定戦はラウンドロビンの上位2チームで競われ、本吉選手が安定して3戦先取して優勝を決め、優勝賞金30万円を手にしました。

　レース後には葉山マリーナのエメラルドルームで、相模湾の美しい夕日に囲まれながら表彰式が開催れました。

「葉山マリーナヨットクラブでは、過去にアメリカズカップに出場するスキッパーを招き、国際マッチレースを主催してきました。今後も機会があれば開催したいと考えています。マッチレースはアメリカズカップに直接つながるヨットレース。今後も国内のマッチレースシリーズを主催するので、ぜひ多くの選手に参加してもらいたい」とNST小田切会長が冒頭に挨拶。

　今年のクリスマスマッチには、20代から60代までの幅広い選手が参加しました。これからも多くの若い選手にマッチレースに挑戦してもらいたいと思います。

優勝の本吉夏樹チーム

2017クリスマスマッチ成績
1位 本吉夏樹
2位 田中航輝
3位 市川航平
4位 三苫稔尚
5位 上松勲
6位 加藤琢也

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