熱海で開催!第2回静岡県セーリングチャンピオンシップ・レポート
11月19日、静岡県熱海市上多賀海浜公園で「第2回静岡県セーリングチャンピオンシップ」が開催されました。会場は熱海高校ヨット部艇庫すぐ近くの、海岸を埋め立ててできた海浜公園駐車場です。(レポート・写真提供 静岡県セーリング連盟 弥久保金恵)
熱海で開催された第2回静岡県セーリングチャンピオンシップ。遠くに初島がみえます
駐車場から海岸の砂浜までスロープもあり、ヨットハーバーといってもおかしくない海浜公園です。隣りには青空市の海鮮食べ物屋さんから、シャワー、足湯までありマリンスポーツの天国といった雰囲気で、さすが観光地熱海!
18日は運営機材の準備、夕方から遠征メンバーと熱海市ヨット協会のメンバーで懇親パーティを開催。夜は宿の大浴場の温泉に浸かり、湯の町熱海を堪能しました。
19日は前日の雨もあがり強風が予想されましたが、地元スタッフから熱海は吹かないんですよ、の一言。エントリーはシングルハンダ―クラス25艇、スループクラス5艇、OPクラスA、Bクラス合わせて9艇の計39艇です。
水域は浜名湖、三保、沼津、熱海から平均してエントリーがあったので2回目の開催にして、大会が定着した手ごたえを感じました。いよいよ今年の静岡県チャンピオンを決める大会スタートです。
駐車場は広く車とヨットを一緒に置けます。写真手前がスロープになっています
陸上本部と熱海市ヨット協会メンバー。奥に地元物産テントとシャワールームの施設があります
第1レース 風向150〜200度 風速2〜5m
山から吹いてくる風が振れまわり、難しいコンデションです。シングルハンダークラスは、モスがかっ飛ぶものの最終レグで風が落ち、フィニッシュ直前で漂う状態。
モスについで2番手を保っていたシーホッパー水野本選手も振れに泣かされ4番フィニッシュ。代わって1位は浜名湖フリートのシーホッパー石塚恒志選手、修正2位はレーザーラジアル三浦凪砂選手が入りました。
結果は、コンデションが一番難しかった第1レースを大崩れせずに乗り切った選手が、優勝争いに絡んだようです。
第2レース 風向150〜160度 風速3〜5m
相変わらず振れまわる風に翻弄されるも、選手も徐々に海面に慣れてきて熱海の海を楽しそうにプレーニングしました。
今年はシーホッパーとレーザーは同じYSN(ヤードスティックナンバー=ディンギー専用のハンディキャップシステム)にしましたが、もう少し吹かないとレーザーは苦しい(かな?)。
第3レース
第2レースと同じようなコンデションでしたが、風がいちばん吹きました。それでも突然エアポケットがあり、沈をしているヨットもチラホラ見受けられます。
モスは生き返ったように走っているのが印象的でした。シングルハンダークラス優勝は第2、3レース修正1位のシーホッパー水野選手、2位は1点差で同じくシーホッパー石塚選手、3位はレーザーラジアル三浦凪砂選手です。
第2回目の開催となった「静岡県セーリングチャンピオンシップ」。この大会が広い静岡県水域の一体感を作り、子供たちにセーリングの楽しさを引き継がれていけばと考えています。来年の静岡県セーリングチャンピオンシップは、駿河湾・沼津で開催されます。
シングルハンダークラス入賞者。シーホッパー全日本の雪辱を果たした水野選手、おめでとうございます。優勝者副賞は伊勢エビ、2位以下もアワビ、サザエ他!さすが熱海です
スループクラス優勝は現役高校生を抑えて地元熱海高校ヨット部OG石川啓子、神戸組。石川選手は往年の国体代表セーラーです。2位は浜名湖から参加したテーザー級の長谷川親子
OP級はAクラスに3名(写真)、Bクラス6名。今週末にOP全日本があるので参加が少なかったけれど元気な子供たちに運営は癒されました
Bクラスの6名。地元熱海OPジュニアクラブは今年立ち上がったばかりですが、この大会を目標に一生懸命練習してきました
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ジャストヨット運送
ファーストマリーン
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ