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今年も強風!和歌山で開催「第15回 SHIMA SEIKI CUP」レポート

 関西クルーザーシーンの1年の締めくくり「第15回 SHIMA SEIKI CUP」が、今年も和歌山の海を舞台に11月4日と5日の2日間、IRCクラス22艇、オープンクラス34艇の合計56艇で開催されました。本大会は今年で15回目、特別協賛をいただいている島精機製作所も創立55年の節目を迎えました。(レポート/島精機カップ実行委員会)

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レース初日のスタート直前シーン。大会初日は最大20ノット強まであがりました。photo by T.Yamazaki

 初日、早朝から北西風がしっかりと吹き、IRCクラスの第1レースは20ノット前後の強風の中、スタートするもマークが流れてN旗。仕切り直して22艇がスタートし島精機カップが始まりました。

 今回はTCCが1.1を超えるグループ、X35などのTCC1.05〜のグループ、そして33フィート以下の3つのグループがそれぞれ熱い戦いが繰り広げていました。

 引き続き風が強くなる中、第2レースが行われ、ダウンウインドではブローチングする艇も見られました。その後、風は落ち着くのかと思いましたが、意に反してより強くなり始めたため、第3レースは中止となりハーバーバックしました。

 そしてSHIMA SEIKI CUPの魅力でもあるウェルカムパーティーへと舞台を移し、和歌山マリーナシティホテルの宴会場はロビーも使って大パーティが行われました。大会史上最高の参加者数で、会場はセーラーの熱気で盛り上がりました。もちろん今年もマグロの解体ショーも行われ、解体されたマグロはにぎり寿司で振る舞われました。

 2日目は、和歌浦湾を大きくまわる約15マイルのコースが設定されました。15ノット前後の北東風が吹くなか、1.5マイルのウェザーマークを設置し、IRCクラスに加えて和歌浦セーリングフェスティバルの56艇が一斉にスタートしました。

 ウェザーマークをまわる頃にはますます風が吹きあがり、和歌浦湾の西に設置されたゲートマーク、そして沖ノ島手前の第2マークを回航し和歌山マリーナシティまで、アビーム、ランニング、クローズとセーリングを楽しみました。

ホームページ http://www.wakayama-sailing.org/
スマホでヨットレース http://yachtrace.jp/

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IRC総合優勝の〈MARIANNE〉(SYDNEY GTS 43)。photo by T.Yamazaki

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フリートをシードして上マークへ向かうトップ集団。photo by T.Yamazaki

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和歌山に初登場した〈SAMURAI SYOUYOU〉。同型艇K36-SAMURAIは現在日本で5艇進水しています。photo by T.Yamazaki

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和歌山マリーナシティ名物のマグロ解体ショー。photo by T.Yamazaki

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パーティーのビンゴ大会では島精機製のニット製品がプレゼントされました。photo by T.Yamazaki

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第15回 SHIMA SEIKI CUP IRC総合、クラス成績

Shima_Seiki_Cup_result-2
秋の関西ミドルボート選手権成績

Shima_Seiki_Cup_result-3
2017和歌浦セーリングフェスティバル成績

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