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【SWC蒲郡】日本初、愛知県蒲郡でセーリングワールドカップ開催迫る!

 10月15日から22日まで、日本初開催となる「セーリングワールドカップシリーズ蒲郡」が豊田自動織機・海陽ヨットハーバーで開催されます。この大会は五輪種目を中心としたワールドシリーズで、本大会は2018年シリーズの初戦にあたります。バルクヘッドマガジンは現地で撮影をおこない、日本選手の活躍を中心にお伝えします。(BHM編集部)

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BHM編集長の写真や大会情報は大会公式日本語サイトにも掲載されます。こちらも要チェックです!

 2018年ワールドカップシリーズは、蒲郡大会にはじまり、2018年1月マイアミ(米)、4月イエール(仏)、そして初夏にヨーロッパで最終戦(開催地未決定)が計画されています。また、蒲郡開催の翌年からの日本ワールドカップは、江の島で開催されることが決まっています。

 五輪を目標に掲げる選手たちにとって、各種目の世界選手権やワールドカップは、世界の選手との実力をはかる重要な国際大会であり、ここで強豪選手と戦いながらスキルをあげ、五輪代表の権利を獲得し、東京五輪へ出場することになります。

 ワールドカップ蒲郡大会に出場する日本選手は次のとおりです。注目は、470級女子の復帰戦となる吉田 愛/吉岡美帆(ベネッセ)。リオ五輪が終わり、約1年間の個別活動を経て、今夏よりトレーニングを開始。ワールドカップ蒲郡大会から東京五輪へ向けて再スタートします。

 また、日本だけで言えば、本大会と翌週に開催されるオリンピックウィークが、「2018年度ナショナルチーム選考」を兼ねている種目(470級男女、49er男女等)があるため、国内争いも必死の状況となっています(詳しくは、オリンピック強化委員会の選考方針を御覧ください)。

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参考:2018年JSAFナショナルチーム(NT)選考、2018年アジア大会及びオーフスワールド代表選手選考について

 2020年までに、選手たちはふるいにかけられることになり、最終的に各種目1チームだけが出場権利を獲得します。東京五輪は夏に開催されますが、五輪イヤーより前から代表選考がはじまると考えると、活動する選手にとって残された時間は長いとはいえません。編集長個人的は、パリ五輪を並行して考える時期だと考えています。

 これから国際大会の1レース1レースが重要な意味を持つことになります。ワールドカップ蒲郡と翌週の江の島オリンピックウィークは、白熱の展開が期待できそうで楽しみです。

セーリングワールドカップシリーズ蒲郡 出場日本選手
470級男子

高山大智/今村公彦
土居一斗/木村直矢
市野直毅/長谷川孝
今村 亮/外薗潤平
河合龍太郎/中澤太郎
神木 聖/疋田大晟
小泉颯作/野田友哉
磯崎哲也/高柳 彬

470級女子
吉田 愛/吉岡美帆
宇田川真乃/関 友里恵
林 優季/西代 周
中山由紀美/工藤彩乃
山本佑莉/斎藤由莉

49erFX級
山崎アンナ/髙野芹奈
波多江 慶/板倉広佳
原田小夜子/永松瀬羅

49er級
高橋稜レナード/小泉維吹
古谷信玄/八山慎司

レーザーラジアル級
土居愛実
多田桃子
冨部柚三子

レーザー級
樋口 碧
瀬川和正
南里研二
北村勇一朗

RS:X級男
倉持大也
尾川 潤
池田健星
富澤 慎
福村拓也

RS:X級女子
大西富士子
松浦花咲実
伊勢田愛
小嶺恵美
山辺美希
須長由季

※セーリングワールドカップ蒲郡で、ナクラ17級、フィン級は開催されません。

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