石井・伊藤組が優勝!ファイアーボール級ミッドサマーレガッタ
8月12、13日に江の島で「ファイアーボール級ミッドサマーレガッタ」が開催されました。毎年、石井/伊藤と覇権を争っている加藤/熊谷が、今年は転居のためレース活動を一時離脱。そのため、石井/伊藤の一強体制をどの組が破るのかに注目が集まりました。(レポート・写真提供/日本ファイアーボール協会)
初日は、北東の3〜4m/sの触れまわる風のコンディションで始まりました。第1レース、1上を最初にまわったのは、テーザーワールド帰りでキレのある走りを見せた高橋夏樹と、若手の伊藤凌平のペアです。
しかし、最終レグで石井/伊藤に追いつかれ、石井/伊藤がトップフィニッシュ。第2レースも高橋/伊藤がワールド帰りの勢いを見せますが、石井/伊藤がトップを守りました。
勢いに乗った石井/伊藤は、振れ回る風の中、巧みにコースを引き、第3レースも1着を取りました。このレースで2着を取ったのは、ファイアーボール級レース初参加の学生・三浦良也と、いまや中堅の鶴本紘一ペアであった。三浦/鶴本は4-3-2位と尻上がりに順位を上げており、成長を伺わせる走りを見せました。
第4レースは、三浦/鶴本を石井/伊藤が追いかける展開。石井/伊藤の追い上げの迫力に、「今まで参加したレースにはない重圧を感じた」と述べた三浦でしたが、見事に石井/伊藤を抑えトップフィニッシュを飾りました。
初日を終え、上位陣は1位石井/伊藤、2位三浦/鶴本、3位高橋/伊藤となりました。4位には普段ヘルムスマン同士のペア、黒田/松嶋、5位は若手の古川/築野が入りました。
2日目は、北東〜東の4〜6m/sの風が吹きました。第5レースは石井/伊藤が他艇を寄せ付けない走りで1位。2位には正規ペアに乗り換えた黒田/佐藤が入りました。
第6レースは、石井/伊藤と黒田/佐藤が抜きつ抜かれつの展開になりましたが、振れを掴んだ黒田/佐藤が3上でリード、そのままフィニッシュ。第7レースは苦戦している古川/築野が勝負をかけ、スタートを攻めるが痛恨のリコールとなりました。
このレースは最初から最後まで石井/伊藤がトップを守り、優勝を確定させ、第8レースは参加せず帰着する余裕を見せつけました。第8レースは黒田/佐藤が1上からトップでそのままフィニッシュ。2位には意地のまくりを見せた古川/築野が入りました。
最終順位は、1位石井/伊藤、2位黒田/佐藤、3位三浦/鶴本、4位高橋/伊藤、5位古川/築野となりました。本レガッタではベテランの石井/伊藤が盤石さを見せつけた反面、多くの若手が参加し、それぞれが健闘を見せ、ファイアーボール級に吹く新たな風が感じられました。
ファイアーボール級は、積極的にワールドに参加していて、他艇種からの参加も歓迎しています。興味のある方は、ホームページhttp://jpn14509.wixsite.com/fireball-japanフェイスブックhttps://www.facebook.com/fireballjapanからお気軽にご連絡ください
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ