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【470全日本】予選シリーズ終了。トップ6は3点差で決勝シリーズへ

 8月20日、江の島で開催されている「470級全日本選手権」は、朝から風が安定せず運営泣かせの1日でした。午後から1レースが行われ予選シリーズは全4レースで終了。翌21日からは決勝レースが始まります。(レポート/西朝子)

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休日の江の島は大混雑。同じく8月に開催される2020年東京五輪でも同じような風景が見られるのでしょうか?photo by Junichi Hirai

 午前中に1レースを行いたいと早めに出艇しましたが、最初のフリートがゼネラルリコールを繰り返す間に風がなくなり、スタートは延期。選手たちは風待ちのため、一旦バーバーに戻ります。午後2時過ぎ、ようやく弱い南風が入り始め1レースおこなわれました。

 予選シリーズの結果を受け、21日からは1~38位がゴールドフリート、39~76位がシルバーフリート、77~113位がブロンズフリートに分かれ、決勝シリーズが行われます。

 予選シリーズ終了時点のトップ3は、磯崎哲也/高柳彬、土居一斗/木村直矢、今村 亮/大嶋龍介。5位に神木聖/疋田大晟が続いています。日本人女子トップは宇田川真乃/関 友里恵の13位です。

 上位陣が全日本タイトルをかけて戦うゴールドフリートには、外国勢が21艇入っています。その中にはロンドン五輪470級の金(オーストラリアのベルチャー組)、銀(イギリスのベイシャス組)、銅(アメリカのカラブレッセ)のメダリストが顔を揃えるなど、ハイレベルな戦いが予想されます。

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第4レースの微風戦でトップフィニッシュを決めた神木 聖/疋田大晟。photo by Junichi Hirai

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風弱く江の島ヨットハーバーに一時期着後、再出艇する470フリート。photo by Junichi Hirai

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Lucas Calabrese/Ian MacDiarmid(USA)。ヘルムスマンのルーカスはオプティミスト級ワールドチャンプで、ロンドン五輪の銅メダリストです。photo by Junichi Hirai

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風の弱い中をスタート。写真中央のスウェーデンは国際大会の微軽風戦で多くの結果を出しているスペシャリストです。photo by Junichi Hirai

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いわずとしれた470級の王者、マット・ベルチャー/ウィル・ライアン。ベルチャーはこれまで7回世界選手権を制しました。photo by Junichi Hirai

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2017年女子ワールドチャンプのポーランド。本大会には先月ギリシアで開催された世界選手権の金メダリストチームが出場しています。photo by Junichi Hirai

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全日本出場選手のなかには、次週に開催されるジュニアワールド出場選手も数多く出場しています。photo by Junichi Hirai

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帰着後のフードサービス。ボランティアのみなさんに協力していただいています。photo by Junichi Hirai

470級全日本選手権 4レース終了時の成績
1. 磯崎哲也/高柳彬 4点
2. 土居一斗/木村直矢 5点
3. 今村亮/大嶋龍介 5点
4. Mathew Belcher/Will Ryan(AUS) 6点
5. 神木聖/疋田大晟 7点
6. Lucas Calabrese/Ian MacDiarmid(USA) 7点

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470級全日本選手権 上位成績


470全日本選手権ハイライト映像

◎バルクヘッドマガジン・全日本470フォトギャラリー
http://urx2.nu/FngT
◎全日本470選手権(成績速報、トラッキング等)
http://www.alljpn470.org/

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