和歌山インターハイ決着!420男子は霞ヶ浦、FJ男子は中村三陽が優勝
8月16日、「第58回全国高等学校ヨット選手権」最終日は、男女とも1レースおこなわれました。上位陣が横並びだった420級男子は、蜂須賀/狩野(霞ヶ浦高)が上マークを上位回航後、順位を保守。ライバル艇が低迷するなか逆転優勝を決めました。FJ級男子は、石川/倉地(中村学園三陽高)と藤原/平井(清風高)が首位同点。タイブレイクにより石川/倉地が優勝しました。また、女子種目は、既報の通り420級の長岡/森(高松商業高)が(同校36年ぶり)優勝。FJ級の蓮/鈴木(霞ヶ浦高)が初優勝を飾りました。(BHM編集部)
420級男子優勝 蜂須賀晋之介/狩野弁慶(茨城・霞ヶ浦高)
「海面がすごくシフティで、最初それがつかめなくて、惜しいところで1位が取れなかった。昨日も一昨日も緊張してしまい全然眠れなかった。1位のない優勝ですが、うれしいです!」(蜂須賀)
「きょうは緊張しました。抑えていたチームが左右に出ていたので、安全なコース取りになりました。次は今週はじまる470全日本、その次は470ジュニアワールドにも出場します」(狩野)
FJ級男子優勝 石川 航/倉地紘平(福岡・中村学園三陽高)
「スタート前は学校やチームのことを考えて緊張しました。相手を確認しながら、とにかく自分のボートスピードを信じて走りました。最高にうれしいです。次は境港の420全日本に出ます」(石川)
「スタートで抜け出せたので、あとはフレッシュウインドをつかんでボートスピードを出していこうと考えていました。セーリングは高校からはじめました。これからもセーリングを続けたいです」(倉地)
420級女子優勝 長岡叶子/森 七海(香川・高松商業高)
「去年は5位。今年は最後の年だし優勝を狙っていました。リラックスして大会にのぞめたのが良かったです。ミスは何回もしたけれど、焦らずリカバリーできた。森の引くコースが良いので、それを信じてスピードに専念できました」(長岡)
「ボートスピードには自信ありますが、トラピーズに出るぐらいまで。それ以上は軽量コンビだし苦手です。去年の全日本で2位、JOCで敗けてしまって、それが悔しくて弱点(スタート)を克服しようと猛練習してきました。この冬は、420ワールドに出場します」(森)
FJ級女子優勝 蓮 千鶴/鈴木せいら(茨城・霞ヶ浦高)
「優勝を狙っていました。このチームの強みはアビームとランニング。レースは追い上げ型でダウンウインドで追い抜くことが多かったです。来年どの種目に挑戦するのかわからないけれど優勝を目指します」(蓮)
「昨年は2位。優勝したことで、いい形で高校セーリングを締めくくれました。昨日、フィニッシュした後は感激して泣いてしまった。霞ヶ浦の練習は毎日朝練、授業後は、自転車ダッシュでハーバーに行って、2〜3時間乗り込みます。練習量では負けない自信がありました」(鈴木)
◎第58回全国高等学校ヨット選手権(成績速報等)
http://www.wakayama-sailing.org/newsailingclub/soutai/index1.html
◎バルクヘッドマガジン・インターハイフォトギャラリー
http://junhirai.photoshelter.com/gallery-collection/2017-WAKAYAMA-INTER-HIGHSCHOOL-CHAMPIONSHIPS/C0000dGJvAFRZpB8
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