小中学生セーラーが和歌山に集合!JOCジュニアオリンピックカップ開催
7月22、23日、小中学生のセーリング競技「JOCジュニアオリンピックカップ」が、和歌山市の和歌山マリーナシティの和歌山セーリングセンターで開かれました。(文・写真提供/和歌山セーリングセンター)
和歌山で開催されたJOCジュニアオリンピックカップ。空撮映像、トラッキングは大会サイトで公開されています
これは「セーリングの町・和歌山市」の実現を目指す和歌山市などでつくる実行委員会が、日本セーリング連盟とともに主催するものです。
大会には、全国から小中学生と高校生あわせておよそ68人が参加し、午前9時過ぎから尾花正弘和歌山市長も出席して開会式が行われた後、和歌山市の和歌浦湾を舞台にレースが始まりました。
初日は夏の晴天の下、シーブリーズが安定して入り軽風から中風の中、各クラスとも5レースが実施されました。
特筆すべきはOP級の小学生で、スタートからフリートをリードしていきます。体を上手く使い、ルールぎりぎりを狙ったアグレッシブなセーリングを見せてくれました。
2日目は積乱雲の発達の雰囲気が漂う中、徐々に風速も上がり始める中、2レースが実施され、最終レースは風速も15ノットを超える風が入り、中学生の意地を見せた走りはさすがでした。
予定された7レースが行われ、小6の愛知県の海陽海洋クラブから参加した岩永燎汰選手が軽風から強風まで安定したセーリングで優勝し、JOCジュニアオリンピックカップが授与されました。小柄な岩永選手の、体を目いっぱい使ったセーリングは素晴らしいものでした。
会場となった和歌山セーリングセンターは、スポーツ庁からセーリング競技の「ナショナルトレーニングセンター」として認定を受けていて、セーリング競技の拠点として強化合宿も多く開催されています。また今年も8月には、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ヨット競技が固定開催されます。
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ