【アメリカズカップ】カップは南半球ニュージーランドへ!
6月26日、ニュージーランドのマッチポイントで迎えた第35回アメリカズカップ最終日。アメリカは先行してスタートしますが、安定したボートスピードを持つニュージーランドが、ダウンウインドで足を伸ばして逆転に成功。アメリカの追撃は及ばず、ニュージーランドが逃げ切って勝利しました。ニュージーランドはアメリカに対して8勝1敗(7点獲得)で圧勝。14年ぶりにアメリカズカップを獲得しました。(BHM編集部)
アメリカの先行は第1マークまで。ジャイビングミスで失速、ニュージーランドに逆転を許してしまいジエンド。終わってみれば、接戦だった予選、準決勝とくらべて、アメリカズカップ本戦がいちばんゲーム性に乏しいレース内容になってしまいました。photo by ACEA 2017 / Photo Gilles Martin-Raget
実力ともにチームニュージーランドの顔となったピーター・バーリングとブラー・チューク。ピーターは「サンフランシスコのリベンジが叶った」とコメントしていましたが、彼らはサンフランシスコ大会には乗船していません。サンフランシスコでは、ユースアメリカズカップで優勝を勝ち取っています。49erで王者、モスで王者、そしてアメリカズカップで勝利。驚愕の記録を打ち立てています。photo by ACEA 2017 / Ricardo Pinto
第35回アメリカズカップ最終日ダイジェスト
◎スポナビライブ(全レースライブ中継、見逃し配信あり)
https://sports.mb.softbank.jp/
◎アメリカズカップ
https://www.americascup.com/
レース後の記者会見で、次回第36回アメリカズカップの挑戦者代表に、ルナロッサの母体となる「シシリア・ヨットクラブ」になることが発表されました。ルナロッサは当初第35回大会にもエントリーしていましたが、アメリカの改変したプロトコール(規則)に反発して出場辞退。テストボートの提供などでニュージーランドをバックアップしていました。写真はルナロッサの名物スキッパー、マックス・シレナ(写真)。彼も再び表舞台に登場するのでしょうか。いずれにしても、主導権がアメリカからニュージーランドに移ることで、多くの変更が考えられます。今後の発表を楽しみにしたいと思います。photo by Junichi Hirai
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ