【ユースAC】劇的な幕切れ。イギリスが第2回ユースアメリカズカップ優勝を飾る
6月21日、「レッドブル・ユースアメリカズカップ」最終日は、バミューダらしい軽風下で3レースおこなれました。レースはスタートからニュージーランドが先行し、3レースすべてのマークをトップ回航、トップフィニッシュするという完璧なレースを見せました。(BHM編集部)
優勝のLand Rover BAR Academy(GBR)。GC32によるエクストリームセーリングシリーズに出場するなどで練習を積みました。photo by ACEA 2017 / Photo Gilles Martin-Raget
優勝は、最終レース最終マークの混戦から抜け出したイギリスが、わずか2点差で逃げ切りました。イギリスの先方を走っていたスイスがマークに衝突、スウェーデン、僅差で競っていたスイスがペナルティが与えられるなど、最終最後でイギリスに追い風が吹く、ドラマティックな結果になりました。
驚くべきはニュージーランドの3連続トップで、好スタートを切ったこと、安定してフォイリングできたことが勝因となり、他チームを圧倒しました。第2レースはリコールに泣きましたが、シリーズを通じてボートコントロールに長けていたのはニュージーランドだったといえます。
ユースアメリカズカップをプロデュースするローマン・ハガラ(スポーツディレクター)は、「前回大会に出場した選手のなかから、ピーター・バーリング(第1回ユースAC優勝)をはじめ、9名がアメリカズカップ上位チームに加わりました。今回出場したユース選手のなかからも、次回アメリカカップに出場することを期待しています」とコメントしました。
スタート後、1艇だけフォイリングを決めるニュージーランド。低予算の活動に苦しみながらも準優勝。同国のセーリングスキルの高さを見せつけました。photo by ACEA 2017 / Ricardo Pinto
◎The Red Bull Youth America’s Cup
https://www.americascup.com/en/red-bull-youth-ac.html
ユースアメリカズカップ決勝最終日(再放送)
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