【ワールドカップ】49erFX波多江・板倉、総合9位で最終戦を終える
6月10日、スペイン・サンタンデールで開催されている「ワールドカップシーリーズ最終戦」。最終日前日となる10日は、49er、49erFX、RS:X男女、ナクラ17、カイトのメダルレースがおこなわれました。49erFXに出場した波多江慶/板倉広佳はスタートから果敢にせましたが、リコール(失格)となり、総合9位のままで大会を終えました。(BHM編集部)
「このシリーズを振り返ると、前半の湾内レースはよかったけれど、波のある海面になるとボートスピードがなくなり遅れてしまいました。いま色々とセッティングを試していて、海面ごとのコンディションにうまく合わせられなかったのが悔しいです。この大会の後は、ドイツに移動してキールウィークに出場します。今回の課題を克服して挑みます」(波多江)
その他のクラスは、長い風待ちの後、それぞれ2レース実施。レーザーラジアル級の土居愛実は8位で、470級は市野直毅/長谷川孝、磯崎哲也/高柳 彬、今村 亮/外薗潤平がメダルレースに出場します。
ワールドカップシリーズ最終戦・サンタンデール 5日目成績
470級男子 参加14艇
1. GRE Panagiotis Mantis / Pavlos Kagialis 22.00p
2. USA Stuart McNAY / Dave HUGHES 36.0p
3. AUT David Bargehr / Lukas Mahr 36.00p
7. 市野直毅/長谷川孝 60.0p
8. 磯崎哲也/高柳 彬 61.0p
9. 今村 亮/外薗潤平 67.00p
12. 小泉颯作/野田友哉 67.0p
49erFX級 参加15艇
1. BRA Martine SOFFIATTI GRAEL / Kahena KUNZE 43.0p
2. GBR Charlotte DOBSON / Saskia TIDEY 50.0p
3. FRA Lili SEBESI / Albane DUBOIS 57.0p
9. 波多江慶/板倉広佳 117.0p
レーザーラジアル級 参加25艇
1. BEL Evi van ACKER 30.0p
2. BEL Emma PLASSCHAERT 50.0p
3. DEN Anne-Marie RINDOM 57.0p
8. 土居愛実 78.0p
RS:X級男子 参加17艇
1. NED Kiran BADLOE 36.0p
2. FRA Louis GIARD 54.0p
3. ISR Shahar ZUBARI 56.0p
12. 富澤 慎 111.0p
RS:X級女子 参加19艇
1. BRA Patricia FREITAS 39.0p
2. CHN Yunxiu LU 47.0p
3. RUS Stefania ELFUTINA 67.0p
16. 伊勢田愛 154.0p
49erFX級で優勝したMartine GRAEL / Kahena KUNZE(BRA)。リオ五輪の金メダリストはさらにパワーアップして東京五輪を目指します。photo by Junichi Hirai
サンタンデールの岸壁は階段状になっていて、メダルーレースを観戦に最適。これほどヨットレース観戦に向いた施設は世界でも珍しいものです。photo by Junichi Hirai
出艇前の磯崎哲也/高柳 彬。今年はマイアミ・ワールドカップ、プリンセスソフィア杯でメダル獲得。本大会では「伸び悩みを感じている」(磯崎)とのこと。photo by Junichi Hirai
気持ちのよい青空が広がるサンタンデール。メダルレースはナクラ17級から始まりました。photo by Junichi Hirai
ナクラ17優勝のFernando ECHÁVARRI ERASUN / Tara Pacheco van RIJNSOEVER。スペイン国旗をサイドステイに取り付けて凱旋セーリングを見せました。photo by Junichi Hirai
49er級優勝のJames PETERS / Fynn STERRITT(GBR)。photo by Junichi Hirai
レーザー男子のレースが長引いてるためラジアル級は長時間の陸上待機を強いられました。photo by Junichi Hirai
目標は5位以内でしたが、初日7位から順位を落とす内容になってしまった波多江/板倉。photo by Junichi Hirai
海から戻るとシャンパン・セレモニーがおこなわれます。photo by Junichi Hirai
ワールドカップ最終戦を9位で終えた波多江慶/板倉広佳。photo by Junichi Hirai
サンタンデールの湾内にはボートでビーチングできる美しい砂浜があります。きょうは土曜日でたくさんのボートがヨットレースを観戦したり、海遊びに出ていました。photo by Junichi Hirai
ワールドカップの解析を担当しているSAP社のデモンストレーションに参加しました。ワールドカップ蒲郡でも同じシステムを使うそう。photo by Junichi Hirai
屋外ステージでは午後からライブがおこなわれ、会場に音楽が鳴り響いています。ヨットレース・フェスティバルといった雰囲気です。photo by Junichi Hirai
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ