連日強風、大学対抗&U25マッチ2日目。4チームが準決勝進出!
3月11日、「第6回大学対抗&U25マッチレース」2日目は、引き続きラウンドロビンがおこなわれました。三河湾・マリーナ東海(愛知県西浦市)沖は、強風と軽風が交互に入るガスティ&シフティなコンディション。連発するブローチングにもめげず、フライトは順調に進みました。(BHM編集部)
2日目も強風コンディション。写真は日本大4年の〈WILD MULE〉(手前) vs 同志社大OB、甲南大OB、立命館大で構成された〈OWL SAIL〉。photo by Junichi Hirai
ラウンドロビンの結果、準決勝には、OWL SAIL、九州大学、WILD MULE/日本大学が進出。続いて5〜9位順位決定戦がおこなわれ、関東のヨット部OBで構成される関東同盟が準決勝へ駒を進めました。
キールボートに乗り慣れていない選手たちですが、連日の強風を経験してめきめきと上達する様子が手に取るように分かります。これは、学生マッチの特長のひとつで、セーリングの経験や知識を持っているだけに、レース回数を重ねて急成長する姿がみてとれます。
この25歳以下限定のマッチレースがはじまって6年目。この大会に出場した多くのセーラーがキールボートの世界に足を踏み入れています。また、この大会をきっかけに仲間と新チームを作り、世界の舞台へ挑戦するセーラーも登場しています。
バルクヘッドマガジン編集部は第1回大会から取材していますが、多くの方に応援されているのはもちろん、選手として出場できる年齢を過ぎたセーラーが運営を手伝いに来てくれたり、応援にかけつけてくれるのもうれしく思います。
よくキールボート、セーリングクルーザーのチームから、「クルーが足りない、人がいない」という話を聞きますが、そんなことはないのです。お互いがつながるチャンスがないだけで、学生マッチのようなイベントを通じて、ディンギーとキールボートの壁がなくなっているのを感じています。実際にいくつかのキールボートチームはクルーのリクルーティングに活用していて、人材確保、チーム力アップに成功しています。
さあ、12日最終日は、準決勝、そして決勝がおこなわれます。過去にない強風シリーズとなっている2017年度大学対抗&U25の王者が決定します。みなさん、おたのしみに!
第6回大学対抗&U25マッチレース 暫定成績
※カッコ内はヘルムスマン名
準決勝進出
OWL SAIL(小倉隆寛・立命館大4年)
九州大学(牧野碧依・4年)
WILD MULE/日本大(玉山千登・4年)
関東同盟(山口源貴・東京海洋大大学院1年)
5. 仰秀/東京大学(田原建人・2年)
6. 三遊亭オムライス/同志社大学(岡村俊祐・4年)
7. しぶき会/広島大学(高木秀隆・4年)
8. 神戸大学・オフショアセーリング部(喬 海舟・2年)
9. KBsailing/神戸大学(東浦啓太・2年)
第6回大学対抗&U25出場スキッパー一同。photo by Junichi Hirai
第11フライトでは〈OWL SAIL〉(手前)がフィニッシュライン手前でスピードに乗って〈関東同盟〉を逆転。白熱のマッチが繰り広げられました。photo by Junichi Hirai
準決勝進出を掛けた5位決定戦は、東京大ヨット部〈仰秀〉と〈関東同盟〉でおこなわれ〈関東同盟〉が進出。写真の松山選手(仰秀OB)は学生マッチ4年連続出場の最多出場選手です。photo by Junichi Hirai
学生マッチ名物パーティーでおこなわれた夜のマッチレース(宴会芸大会)は三遊亭オムライス/同志社大が勝利。毎年恒例となっているだけに全チーム準備万端。今年もハイレベルな学生宴会芸が披露されました。ゲスいので内容は割愛します。。。photo by Junichi Hirai
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大学対抗&U25マッチ・初日写真
大学対抗&U25マッチ・2日目写真
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