微風から強風へ!和歌山「第14回島精機カップ」レポート&写真集
11月5、6日、関西の秋のクルーザーシーンの1ページとして定着した「SHIMA SEIKI CUP」が、和歌山の海を舞台に、IRCクラス24艇、オープンクラス32艇、合計56艇を集めて開催されました。(レポート/島精機カップ実行委員会)
島精機カップ2日目は強風コースタルレースでしたが、安全を考えノーレースになりました。photo by T.Yamazaki
初日は行楽日和。風が吹かず昼過ぎまで風待ちをしてレースが始まりました。IRCクラスの第1レース、6ノット前後の軽風の中、24艇が1回でスタートしました。
島精機製作所の〈バフィー〉(J/V35)を始め、地元艇が右側海面に展開する一方、パフを拾いながら中央から左側に展開する集団に分かれ、各艇とも苦心のコース選択で上マークを目指しました。風は強弱を繰り返しながら南へとシフトし、2上を短縮してフィニッシュとなりました。
その後、風は吹かず、SHIMA SEIKI CUPの大きな魅力のウェルカムパーティへと舞台を移しました。和歌山マリーナシティホテルの宴会場はロビーも使うほどの大パーティで、今年もマグロの解体ショーも行われ、解体されたマグロは、にぎり寿司で振る舞われました。
2日目は、島精機カップ恒例の往復28マイルの白崎レースです。予報通り強めの北東風が吹き抜けている中、IRCクラスに加えて和歌浦セーリングフェスティバル艇の一斉スタートは、4回のゼネリコを経てスタートしました。
ウェザーマークを回る頃にはますます風が吹きあがり、沖ノ島に向けたランニングレグでは、スピンやジェネカーを上げた艇が各所でブローチングを繰り広げながら、ハイスピードで豪快なセーリングを楽しんでいました。
フェスティバルクラスは沖ノ島ゲートで1回目のフィニッシュを取り、引き続き白崎へと南下を始めました。風は北西へと振れながら、ますます風速が上がり。40ノットの風もあったとの報告を受ける中、ジブとメインだけで15ノット以上を記録する艇もある一方、リタイアを決める艇も出始めたこともあり、レース委員会は安全を考え、レースの継続は難しいと判断しレースを打ち切りました。
この結果、IRCクラスは初日の第1レースの結果で、フェスティバルは沖ノ島までの第1レースの結果でSHIMA SEIKI CUPが授与されました。
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