ワールドまで10カ月!2016稲毛テーザー・オータムレガッタレポート
9月25日、千葉県・稲毛ヨットハーバー沖で「テーザー・オータムレガッタ」が開催されました。前日の雨模様から一転して天気は晴れ。地元の稲毛勢を中心に、江の島、葉山、浜名湖、大阪北港から12チームが参加し、予定された4レースを実施しました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)
第1レースこそ風軸が定まりませんでしたが、第2レース以降は西風で安定し、稲毛にしては珍しく振れの少ない(周期が長い)風が続きました。また吹いてもオンデッキという風のコンディションともあいまって、じっくりゆっくりと時間が進むようなレース展開となりました。我慢強くスピードを落とさずに走りながら、風の振れ幅を見極めることが勝敗のポイントとなったようです。
優勝は軽部・軽部の夫婦チームでした。得意の微風コンディションでのスピードを武器に、第3レースまでを 1-1-1位でまとめて優勝を決めました。
スキッパーの軽部 香選手にとっては、かつてのチームメイトでもあり、高校の先輩(総合3位の関根選手)から受けるプレッシャーはきつかったようですが、近くを走ってもなるべく目を合わせず走りに集中したことが勝因となったようです。
昨年の勝者である佐藤・村岸組は2位。近年のテーザーのレガッタでは圧倒的な優勝回数を誇る彼らですが、「稲毛は他と比べて勝率が低い」と言う通り、少し苦手な海面のようです。しかし、船を揺らさずスピードロスが少ない走りで、着実に順位を上げていくレース展開はさすがの一言です。
3位に入った関根・村山組は、数年ぶりにテーザーにカムバックした村山選手が、会社の先輩でもある関根選手に声をかけて結成されました。
テーザー以外の他クラスでも実績が十分にある2人は、毎レースともスタートは第一線から出て最初の上マークは上位で回るパターンを決めていました。合計体重145kgというウエイトでは軽量チームと並んで走るとしんどい場面もあったようですが、着実なレース運びで大崩れすることなくまとめていました。
出走艇数は12艇とはいえレベルが高く、各チームそれそれがシビアな戦いを余儀なくされるレガッタでした。
次のレースは、10月8〜10日に和歌山セーリングセンターで開催される「第31回テーザー全日本選手権」です。
2017年蒲郡ワールド記念Tシャツ・デザイン募集
日本テーザー協会は、2017年7月30日〜8月6日に開催する「テーザー級世界選手権」に向けて製作する記念Tシャツのデザインを公募します。テーマは「テーザーファンが街で着たがるデザイン」です。あなたのデザインで、テーザー界、セーリング界全体を元気にしてください。ご応募お待ちしております! 詳しくは下記サイトをご参照ください。
◎Tシャツデザイン公募のご案内
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