最終日風吹かず。西宮・全日本インカレ個人戦最終結果
9月4日、西宮で開催された全日本インカレ個人戦最終日は、9時30分スタート予定で出艇しましたが、海上は風がなくなりハーバーバックに。陸上で風を待ちましたが、吹き始める気配はなく11時50分に最終日のレースは全てキャンセルされました。(BHM編集部)
そのため、前日までおこなわれた7レースの結果が最終成績となります。470級は渡辺 駿/三好 雅/上野翔大(同志社大)、スナイプ級は細沼豪太/畠 広樹(慶応大)、レーザー級は北村勇一朗(関東学院大)が、それぞれ優勝しました。
◎関西学生ヨット連盟(成績、速報等)
http://www.kansaigakurenyacht.com/
◎バルクヘッドマガジン・インカレ個人戦フォトギャラリー
http://junhirai.photoshelter.com/gallery-collection/2016-Intercollegiate-individual-match/C0000gMgfz.b7jU0
470級優勝、2016年インカレ個人戦MVP
渡辺 駿(右)/三好 雅(左)/上野翔大(真中)
「初日はスタートが良く前を気持よく走れました。2日目は陸風だったので苦しかった。クルーに頼って、風を見てもらい、どっちが良いのかをふたりで判断して前を走ることができました。クルーと力を合わせてつかんだ優勝です」(渡辺3年)
「吹き上がってきた場面でもしっかり成績を出せたので、よかったと思う。ほかの大学と比べて走り負けしていないと思う。ただクルー目線でいえば、まだ自分は日本一のクルーではないと感じました。全日本インカレまでの期間でもっと上達します」(三好4年)
「普段、琵琶湖で練習しているので海で乗る機会が少ない。西宮の海面は、むずかしい面もありましたが、自分のできることを100%やるという気持ちで挑みました」(上野3年)
スナイプ級優勝、細沼豪太(右)/畠 広樹
「初日、スタートをしっかり出れて、いい展開で走れました(初日4位)。2日目のシフティなコンディションは好きというわけではなく、失敗もあったけれど、けっこう冷静になれて、逆界面へ寄せるタイミングがうまくいきました。今回、塾高から続く同期スキッパーで、1位、3位、6位を取ったことは、自分の優勝と同じぐらいうれしいです」(細沼4年)
「第7レースで叩いてしまった(25位)。全日本インカレまで残された期間で、こうした失敗をなくせるように練習します」(畠3年)
レーザー級優勝、北村勇一朗3年
「大学1年の時に出場して、昨年は不参加。今回は2度目の優勝です。いま東京五輪に向けて活動していますが、ヨット部にも所属しています。今回は優勝を狙いに来たので実現できてうれしいです。今回のようなシフティーな風は嫌いではないし、今いちばん課題にしているストラテジーの部分なので勉強になりました。9月は青島ワールドカップ、10月は江の島オリンピックウィークに出場する予定です」
====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
セイコー
ポール・スチュアート
ジャストヨット運送
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ