激しいシフトに荒れる成績。西宮全日本インカレ個人戦2日目
9月3日、西宮で開催されている「全日本インカレ個人戦」2日目。出艇前に吹いていた風は、海上に出てしばらくすると落ち始めました。不安定な北東〜南東の風でスタートシークエンスが始まりますが、風が大きくフレてしまうこともあり、なかなかレースを始められません。大会2日目は、パフの出入りの激しい、シフト幅の大きな海面で4レースおこなれました。(BHM編集部)
全日本インカレ個人戦2日目。午前中は快晴の夏空が広がりましたが、徐々に雲が広がり、風も弱くなってしまいました。photo by Junichi Hirai
このようなコンディションから、選手たちはアップダウンある成績になっています。それでも、個人戦は団体戦と違い成績にカットレースが入るため、上位陣の顔ぶれは決まってきました。470級は、同志社大の渡辺/三好(28点)、日経大の平野/高柳(32点)が僅差。ただし両チームともに爆弾(失点の大きいカットレース)を抱えているため、1レースでも失敗すれば大きく順位が変動します。
スナイプ級は、トップ10に3艇が入る慶応大が躍進しています(1位 細沼/畠、3位 増田/片山、6位 佐藤/関口)。2位につけている九州大の高山/加﨑、4位柴沼/天野(明海大)、5位藤野/北原(同志社大)らとの最終日上位対決が見ものです。上下コースでおこなわれているレーザー級は、北村勇一朗(関東学院大)が引き続きトップを保守。
大会最終日は、最大2レースが予定されています。2016年度学生チャンピオン決定に注目しましょう!
◎関西学生ヨット連盟(成績、速報等)
http://www.kansaigakurenyacht.com/
◎バルクヘッドマガジン・インカレ個人戦フォトギャラリー
http://junhirai.photoshelter.com/gallery-collection/2016-Intercollegiate-individual-match/C0000gMgfz.b7jU0
不規則な風にノーレース、マーク変更、ゼネリコが相次ぎました。photo by Junichi Hirai
スナイプ級首位の細沼/畠。このまま逃げきれるか?photo by Junichi Hirai
470第7レースでトップを取った鶴田/鈴木(近畿大)。8位につけています。photo by Junichi Hirai
13艇出場するレーザー級のスタート。photo by Junichi Hirai
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