浜名湖選考最終日。2016年オプティミスト級ナショナルチーム決定!
1月11日、浜名湖「オプティミスト級ナショナルチーム選考会」最終日は1レースを残すのみ、となりました。朝の風は西の軽風。最終レースは緊張感がただようなかでおこなわれました。(BHM編集部)
最終レース、きれいに並んでスタートしました。第1レグの中盤から後半で右海面寄りのグループが大きく伸びました。photo by Junichi Hirai
レース海面は軽風ながらも風の強弱があり、ブローエリアをいかにつかめるかが鍵となりました。海面はフラット。だれもが走りやすいコンディションですが、冷静に風を見極める必要があります。
最終レースの緊張もあり、スタートから大きく崩す上位選手も出てきました。この大会は選手権ではなく、国際大会へ出場するナショナルチーム選考が目的です。成績が良いにこしたことありませんが、ボーダーラインを越えてナショナルチームに入るのが第一関門。さらに、希望する国際大会(人数、性別制限)の条件をクリアしてメンバーに入れるかが第二関門となります。
選手たちがこうしたことを考えてレースを組み立てているのか分かりませんが、応援する保護者やコーチは手に汗を握って最終レースを見守っていたに違いありません。こうした緊張の漂うヨットレースを編集長は、OP選考以外で見たことがありません。
最終結果は次の通りです。OP級ナショナルチーム選考では、閉会式後、成績発表時におこなわれる内定式で、上位成績の選手から順番に前に出て、希望する大会を指定していくのが慣習です(出場権利を辞退するときも自ら発表します)。今回は、ポルトガル世界選手権、イタリア欧州選手権、スリランカ・アジア選手権の3大会のナショナルチームが内定しました。
世界選手権出場選手 6月25〜7月4日 ポルトガル
菅澤龍佑、内貴航路朗、抜井理紗、前田海陽、服部陸太
欧州選手権出場選手 7月15〜22日 イタリア
佐々木マールトン星和、嶋倉照晃、鈴木亮太朗、小林奏、池田海人
アジア選手権出場選手 5月28〜6月5日 スリランカ
谷口美羽、北原頌子、大槻多恵美、元尾帆斗、安永昂生
磯辺壱心、小菅 楓、須田英実子、中川大成、長谷川真大
※毎年、ナショナルチームが出場している北米選手権は、まだレース公示(エントリー内容)が発表されていないため、後日、北米ナショナルチームが決まります。
最終日、前日と変わって穏やかな中を出艇していきました。photo by Junichi Hirai
フィニッシュ後、クラブ旗を掲げて走る、選考トップ通過の菅澤龍佑選手(2015年全日本4位、2015年欧州ナショナルチーム)。photo by Junichi Hirai
ナショナルチーム選考最終日ダイジェスト映像
◎2016JODAナショナルチーム選考会
http://2016jodafinal.jimdo.com/
◎バルクヘッドマガジン・フェイスブックで編集部が撮影した一部写真を公開しています
https://www.facebook.com/bulkheader
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