【コラム】変えたくないけど変わって欲しい。インカレ人気の理由ってなんだろう
毎週ドタバタ続きのバルクヘッドマガジン編集部ですが、12月に入り、ようやくひと段落した気がします。振り返れば7月あたりから嵐のように週末が過ぎて行きました。今年もいろんな海に行けて、本当にしあわせです。そのなかでも最大のイベントは、11月に江の島で開催された全日本学生ヨット選手権でした。記事へのアクセス数は、今年ナンバーワンなのはもちろん、江の島にもたくさんの来場があり、インカレ人気が爆発しました。(BHM編集部)
遅ればせながら、2015年全日本インカレの写真(161点)をアップしました。掲載された選手は幸運の持ち主かもしれません。ぜひ、自分を探してみてください。全日本インカレに出場しなかった人もその熱狂的な雰囲気を感じてくださいね
バルクヘッドマガジン・フォトギャラリー
http://junhirai.photoshelter.com/
どうしてインカレは、これほど人気があるのでしょうか? バルクヘッドマガジンが過去10年間以上記録しているアクセスデータによれば、毎年2位以下に圧倒的な差をつける人気記事となっています。ちなみに2位になるのは、470級のオリンピック国内最終選考になることが多いです。あこがれる先輩セーラーの戦いに注目が集まるのでしょう。
第1回全日本インカレの開催は昭和8年(1933年)、それから今年の江の島大会まで80回おこなわれています。途中で休会した時期もあるので、正確には83年前から続いているヨットレースということになります。当時、走っていた先輩は、いま天国のヨットレースで活躍しているかもしれませんね。
つまり、毎年ヨット部を卒業していく人がいて、あたらしいヨット部員が入ってくる。4年間という短い期間をセーリングを通じて、各大学が掲げる明確な目標に突き進むのが実際の活動とすれば、83年前と寸分も変わっていないのではないでしょうか。さらに卒業していった歴代ヨット部員は、毎年ほぼ自動的に増加していくことになります。
インカレに関係する人は圧倒的に多くパワーがある。その影響力はとてつもなく大きい。バルクヘッドマガジンにも影響します。歴史ある大会ゆえに、変化することがむずかしいことは承知しています。ただ、インカレは日本の未来のセーリングを方向づける重要なヨットレースイベントであることに間違いなく、期待しないわけにはいきません。
今年の全日本インカレの写真を選びながら、「変えたくないけど、変わって欲しいなあ」、なんてことをぼんやり考えていました。とりとめのない文章ですみません…。
ご案内したとおり、来年1月、原宿と神戸で江の島全日本インカレに特化した写真展を開催します。みんな来てね!photo by Junichi Hirai
2016年1月22(金)から31(日)まで、ヘリーハンセン原宿店、神戸店の2店舗同時に「HELLY HANSEN × BULKHEAD magazine 第80回全日本学生ヨット選手権写真展」を実施します。展示される写真は、すべて今年の江の島大会で撮影したもので、未発表写真も多数用意しています。原宿店では東日本の大学を、神戸店では西日本の大学を中心に展示します。
さらに…。1月22日の夜には、ヘリーハンセン原宿店で、学生セーラーへ向けたイベント「Student Night」を開催します。Student Nightでは、バルクヘッドマガジン編集長やアスリートによるトークショーをはじめ、おもしろイベントを企画しています。みなさん、「写真展とスチューデントナイト」をお楽しみに!
HELLY HANSEN × BULKHEAD magazine
第80回全日本学生ヨット選手権 写真展
日時:2016年1月22〜31日
場所:ヘリーハンセン原宿店、ヘリーハンセン神戸店
※入場無料です。だれでもご覧いただけます。
Student Night
日時:2016年1月22日(金) 19時から21時(予定)
場所:ヘリーハンセン原宿店
内容:トークショーをはじめイベントを企画。参加方法やイベントの詳細は追ってお知らせします。
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