【コラム】バルクヘッドマガジン編集長、前歯を折る
先日、恥ずかしくもバルクヘッドマガジン編集長の足のケガを報告したところ、いろいろな方面から励ましと応援の言葉をいただきました。本当にありがとうございます。ケガは順調に回復して、いまは痛みもなくなり普通に生活できるようになりました。(BHM編集部)
しかし、その後、カラダのいろんな部分に不具合が発生して、どうしたことか、複数の病院をハシゴしている毎日です。足の次は、左手を痛めてしまい、一時キーボードを打てなくなる始末。この夏、毎日けっこうな量の原稿を書いたので、そのツケがまわってきたのかもしれません。
さらには、深夜の東京駅でぶっ倒れてしまい、救急車で病院へ搬送されてしまいました。当日は熱があり体調悪く、最悪なことに倒れた時に顔面から床にたたきつけられ、前歯を折ってしまいました。数日経って体調よくなりましたが、これからしばらく歯医者に通うことに。同じように前歯(乳歯)が抜けている娘に大笑いされて、超カッコ悪い。
思えば、2015年の編集長はケガばかりしています。以前のコラムで、「リオデジャネイロ沖でコケてケガした」話を書きましたが、その真相はケンカが理由でした。
リオの乗り合いメディアボート。このボートでもケガしました。photo by Junichi Hirai
編集長がケンカをしたのではなく、ボートに同乗していたブラジルのフォトグラファーと、イギリスのフォトグラファーが、「フィンとレーザー、どっちを撮影するか」でモメて険悪なムードに。言い争いはボートを止めて数分間続きましたが、頭上を行き交うポルトガル語と英語の罵声にイラついたボートドライバーが、なぜか急発進してしまったのです。
「フィンもレーザーも日本は出場してないから任せるよ」と言い捨てて油断していた編集長は、ドライバーの急発進に対応できず、カメラを抱えたまま宙に舞い、落ちた拍子に目の下をザックリ切ってしまったのでした。まったくのとばっちりです。海に落ちなかったのは不幸中の幸いでした。
というわけで、これからは体調を万全にして撮影するのはもちろん、ケンカに巻き込まれることなく、前歯を折ることもなく、年末まで続く怒涛のヨットレース撮影を乗り切りたいと思います。
この秋のバルクヘッドマガジンは、アブダビへ飛んでISAFワールドカップ最終戦、帰国後は、江の島・全日本学生ヨット選手権、11月後半は、境港・470級全日本選手権、葉山・Audi NIPPON CUPを撮影します。おたのしみに!
バルクヘッドマガジン・ヨット馬鹿オブザイヤー選考開始!
編集部は、毎年恒例の「バルクヘッドマガジン・ヨット馬鹿オブザイヤー」の選考を開始しました。このヨット馬鹿オブザイヤーは、編集部が独断で選ぶ、「馬鹿」と呼ばれるほど最高のセーリングをした選手に与えられる日本で唯一の賞です。国際的には、ロレックス社がスポンサードする「ISAF Rolex World Sailor of the Year」(上写真。photo by Rolex / Kurt Arrigo)という超ビッグイベントがありますが、賞品以外は見劣りすることはない、と自負しています。
で、先日、驚くべきことが起こりました。なんと、ISAF(国際セーリング連盟)よりバルクヘッドマガジンへ「ISAFセーラーオブザイヤー」の投票権(インビテーション)が届いたのです。セーラーオブザイヤーの決定は、各国のナショナルオーソリティーの投票と、11月のISAF総会当日の投票で決まりますが、バルクヘッドマガジンにも貴重な一票が与えられることになったのです。どうして与えられたのかは分かりませんが、名誉なことだと感激しています。
ISAFから届いたインビテーション。投票権をいただいたお礼に、ISAFへ「バルクヘッドマガジン・ヨット馬鹿オブザイヤー」の投票権を贈ってみようか、と考えています
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