日本RSクラス大集合!葉山RS全日本選手権2015
7月4、5日、葉山沖で「RS全日本選手権2015」が開催されました。参加26艇。この大会は、毎年日本にあるRSクラスが集まるイベントです。参加したRSクラスは、RS100、RS200、RS500、RS800、RS Q’ba、RS Feva、RS aero、RS Vareo、RS Visionの9艇種です。(レポート・写真/日本RSクラス協会)
4日は開会式と2レースのプラクティスレースを実施。ジェネカー艇と、それ以外の艇でダウンウィンドのコース取りが大きく違うので、コースを2種類用意してレースごとに変更します。
今回は、1レース目が上〜下。2レース目が上〜サイド〜下です。さらに、艇速にも差があるため、艇種ごとに1周グループと2周グループに分けられました。
本大会の成績は、フィニッシュ時にタイムを測定。それぞれの艇種、周回グループごとに修正タイムを出して順位を決定する、レーティングシステムを採用しています。
風は南西の風で7m/s前後。練習で無理してもしょうがないという事で、翌日に備えてリタイアする艇もありました。そんなプラクティスレースは、1レース目3着、2レース目トップでRS aeroの校條選手が勝利しました。
5日はいよいよ本戦です。朝から大雨警報が発令され、レース開催が危ぶまれます。しかし、海上の様子を見ていると、レース開始時刻に近づくにつれ、大雨から普通の雨に。これなら何とか行けそうです。
雨で微風の中、3レースを開催しました。1レース目、2レース目は両レースとも上〜サイド〜下の2周で行いました。
振れ回る風のなか、2レースともRS800の下平/黒田がトップフィニッシュ。しかしながら修正タイムをひっくり返すことはできず、修正順位で10位前後まで落ち込んでしまいます。代わりに軽い船体で微風に強いRS aeroが上位に入りました。
2レース目を終えたところで、風がぱったりと止み、1時間弱の風待ちに。その後、わずかに吹いてきた北よりの風を使って、ショートの上〜下コースで3レース目をおこないました。
スタートラインから上マーク方向へ、かなり強い潮の流れが発生していて、スタート時に押し出される格好で4艇がリコール。
アップウインドは、潮の流れに乗ってすいすい進めるのに対して、ダウンウインドはほとんど前に進まず、コースの長さの割に、時間がかかるレースとなりました。
3レース目はRS100の藤井選手が他の艇を大きく引き離してトップフィニッシュ。修正順位でも3位に入りました。
さて、そんな軽風のレースを制したのは、RS aeroの校條選手。強風のプラクティスレースに続いて、微風の本戦でもRS aeroのポテンシャルを見事に引き出しました。
あいにくの雨の中のレースとなった、今年のRS全日本選手権大会ですが、出場した選手たちは、雨にも負けない素晴らしい戦いを繰り広げました。選手のみなさん、運営をお手伝いいただいたみなさん、ありがとうございました。
◎RS sailing
http://www.rssailing.com/en
======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ジャストヨット運送
ポールスチュアート
日本レジャーチャンネル
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
日本ORC協会
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ