〈SPRAY〉優勝!2015メルジェス・スプリングレガッタ
6月6日、7日の2日間、葉山沖、秋谷沖で「2015メルジェス・スプリングレガッタ」が行なわれました。初日は葉山沖で1〜8ノットの風で4レース。軽風でシフトやブローの差がある海面でレースが実施され、繊細な動きや風を見る力が必要となるレースで、順位を安定させるのが大変でした。〈レポート/徳重 樹、写真提供:日本メルジェス協会〉
最終レース下マーク回航シーン。〈SPRAY〉(一番右)、〈LIBECCIO〉(右から3番目)が優勝をかけフィニッシュまでデッドヒートを続けます
2日目はアウディメルジェス20とJ/24の2クラスが秋谷沖で共同開催となり、4〜10ノットの風で3レース。最初は軽風で始まり、徐々に安定した風が入ってきました。
最終レースまで上位3艇のどのチームが優勝するか分からず白熱の展開となり〈SPRAY〉と〈LIBECCIO〉は同点。トップ数(3回と2回)のタイブレイクで〈SPRAY〉が優勝しました。2位〈LIBECCIO〉、3位は〈QUETEFEEK〉です。
今回優勝した〈SPRAY〉や3位の〈QUETEFEEK〉は先週海外レースに出場したチームです。また、毎月1回葉山沖で練習会なども行われています。練習会には6〜8艇のチームが集まり、練習できる良い環境があります。そこでは様々なチームとの情報交換の場としても活用されており、国内のアウディメルジェス20全体のレベルアップを狙った練習会になっています。
筆者は学連ヨット部を引退後、アウディメルジェス20に乗っています。はじめはディンギーからクルーザーへの転向に少し壁を感じていました。しかし、日本メルジェス協会をはじめ、各チームの人々のアットホーム感がとても楽しく、時間を有意義に使えています。またディンギーに近い感覚で乗れるアウディメルジェス20に楽しさを感じています。
9月下旬からサンフランシスコで「2015アウディメルジェス20世界選手権」が開催されます。日本からも多くのチームが出場する予定です。
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