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2020年東京五輪セーリング競技、代替地検討

 4月10日、東京都議会により2020年東京五輪セーリング競技の開催地(江東区若洲)の変更を検討することが発表されました。これまで2013年に東京国体が開催された若洲ヨット訓練場が五輪会場として進められてきました。しかし、レース海面が羽田空港の航空管制圏内にあることから、映像配信を担当するOBS(Olympic Broadcasting Services)の「ヘリを使った空撮」の要望に応えることが難しい段階にあるという判断です。セーリング競技の代替地選定が急がれます。(BHM編集部)

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若洲からの変更検討が発表された東京五輪セーリング競技。写真は東京国体より。photo by Junichi Hirai

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東京五輪 セーリング競技、都内開催は困難 空撮ヘリ飛べず 代替地検討へ

 東京都は10日、2020年東京五輪のセーリング会場に予定していた若洲海浜公園ヨット訓練所(江東区若洲)が、羽田空港に近く空撮に支障が出るとして、都内での開催が困難になったことを明らかにした。全国のマリーナを対象に代替施設の検討を急ぐ。都議会の特別委員会で説明した。

 代替地選定は白紙からのスタートとなるが、国際レースが可能で宿泊施設などが整う稲毛(千葉市)▽江の島(神奈川県藤沢市)▽愛知県蒲郡市-などが有力候補になるとみられる。

 都は国際オリンピック委員会(IOC)理事会が開かれる6月上旬までに会場を決める考え。

 都によると、若洲の訓練所は羽田空港から半径9キロの航空管制圏内に位置し、中継用のヘリコプターの飛行の制限がされる。このため、国際映像を供給する五輪放送サービス(OBS)が変更を要望していた。

 都は国土交通省などと協議を重ねてきたが、複数設定したレース海域がいずれも管制圏内か離着陸ルートと一部重なることが判明。「空撮問題の解決なしに、都内で開催することは難しい」と判断し、代替地の検討を決めた。一方、現計画は破棄せず、OBSとの調整も続ける方針。

産経新聞 4月10日(金)19時14分配信 より引用

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4月10日、日本セーリング連盟発表「セーリング競技代替会場の検討について」

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