Loading

パラリンピック・セーリング復活署名運動

 2020年東京パラリンピックからセーリング競技が除外されたことを受け、日本障害者セーリング協会では競技復活のための署名活動をおこなっています。今回の競技復活活動には2つのポイントがあると思われます。ひとつは、東京パラリンピックでの復活。もうひとつは東京以降の大会での復活です。東京復活のリミットは、今年11月のIPC(国際パラリンピック)総会までという見方もあり、それほど時間はありません。ご賛同されるみなさん、ぜひご協力ください。(BHM編集部)

15.03.18_7Z7A3641
東京パラリンピックからセーリング競技が除外されたことを受けて、日本障害者セーリング協会では復活署名活動をおこなっています。パラリンピック署名用紙(PDF)

2020東京パラリンピック競技大会セーリング競技復活に向けて

 去る1月31日、アラブ首長国連邦アブダビにて開催されたIPC理事会に於いて、2020東京パラリンピックの競技種目から障害者セーリングが外れることが発表されました。これには海洋国「日本国民」として、大きな失望と遺憾を感じずにはいられません。(文・日本障害者セーリング協会)

 日本は、欧米に遅れをとること無く「障害者セーリングの普及活動・支援活動・競技活動」を始めアジアでの先駆者として海と障害者のスポーツの関わりを牽引してきました。

 私たちは「アトランタ1996パラリンピック競技大会」出場を契機に海洋設備のバリアフリー化による社会資本の充実、障害者の船舶免許に関する規制を欠格条項の改正により無くし、障害者の海への社会参加に取り組んで来ました。

 その結果、日本では海洋スポーツのひとつであるセーリング競技人口も大幅に増加し、アジアでも「北京2008パラリンピック競技大会」でセーリング競技は採用されました。

 しかし、海洋国「日本」といえど、障害者のための海洋文化成熟への道のりは遠く、その文化を推進するには障害者スポーツの祭典であるパラリンピックでのセーリング競技開催が不可欠です。

 競技開催を逃すことは、海洋環境を通して障害者スポーツの普及の緩行に繋がります。

 アジアにおける障害者セーリングのメッカを目指し、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会セーリング会場施設は設備設計に取り組んでいます。この会場は将来、障害者から健常者まで、子供からシニア世代までセーリングを通し、自然環境との触れ合い、世代を超えてのコミュニューケ―ションの場として次世代の育成に必要な施設になります。

 そこで私たちは、2020年東京でパラリンピックのセーリング競技の火を消すことなく「競技復活」を「国際パラリンピック委員会」に求めへ署名いたします。特段のご配慮頂きますようにお願い申し上げます。

◎日本障害者セーリング協会(署名用紙のダウンロードあり)
http://parasport-sailing.jp/

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
日本レジャーチャンネル
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
日本ORC協会
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ

CATEGORY:  DINGHYINSHORENEWS