Loading

日本7位!豪ウォーレンジョーンズマッチ

 1月30日までオーストラリア・ロイヤルパースヨットクラブで開催された「ウォーレンジョーンズ・インターナショナルユースマッチレーシングレガッタ」の結果です。日本チームの最終成績は7位/12チームでした。市川スキッパーよりレースレポートが届いたので紹介します。(BHM編集部)

2015ウォーレンジョーンズ・インターナショナルユースマッチ成績
1. Chris Steele (Royal New Zealand Y.S.) ISAF Ranking 16位
2. Sam Gilmour (Royal Freshwater Bay Y.C.) ISAF Ranking 14位
3. Henry Kernot (Cruising Y.C. of Australia)  ISAF Ranking 121位
4. Lachy Gilmour (Royal Freshwater Bay Y.C.)
5. Matt Jerwood (South of Perth Y.C.) ISAF Ranking 54位
6. joachim Aschenbrenner (Royal Danish Y.C.)  ISAF Ranking 6位
7. Kohei Ichikawa (JSAF)  ISAF Ranking 112位
8. Peter Holz (Chicago Match Racing Centre) ISAF Ranking  67位
9. Sam Ellis (Cruising Y.C. of Australia)  ISAF Ranking 136位
10. Mark Lees (Royal Southern Y.C. )  ISAF Ranking 23位
11. Will Boulden (Royal Freshwater Bay Y.C.)
12. Malcolm Parker (Royal Prince Alfred Y.C.)

15.02.03_IMG_7355
【日本チームメンバー】スキッパー:市川航平(24)月光、メイントリマー:吉田工作(24)、トリマー:國米(Alexander)創(20)Quetfeek、ピット&テーラー:岡本拓也(24)Ripple、マスト:東郷智之(24)仰秀、バウ:三代川城次(23)Ripple

『ウォーレンジョーンズユースマッチを終えて』

 3日目に予選ラウンドが全て終了。僕らは予選を無事に通過し、準々決勝(クォーターファイナル)まで駒を進めました。(レポート・写真提供/市川航平)

 準々決勝は2勝先取りのベストオブ3形式。対戦相手はニュージーランドの世界ランク16位のチームです(過去日本人で20番台以内にランキングされた選手は存在しません)。

 他の3グループが全て2戦ストレートで決着がつく中、僕らは取られ取り返しの1勝1敗のタイにまで持ち込みました。

 最後の3戦目、イーブンスタートから1上2上と終始タッキングマッチでレースが進みましたが、わずかなリードを徐々に広げられ、ニュージーランドの勝利。僕らは準々決勝で敗退となりました。

 優勝チームは、僕らを倒したニュージーランドチームがそのまま勝ち進み、今大会のチャンピオンに輝きました。

 今までこの大会には何人かの日本人が挑戦してきましたが、オールジャパンでの参戦は昨年に続き2度目。また、予選ラウンドを日本人が通過したことは一度もありませんでした。

 多くの海外チームは、17〜18歳頃から何年も同じメンバーで活動を続けてきており、年間何十本とハイレベルな海外マッチをツアーを組んで戦っています。

 そんな彼らを相手に、今回結成まもない僕らがここまで戦えたということに、地元のセーラーや海外セーラーたちから大きな賞賛の言葉をかけていただきました。

 世界一レベルの高いユースマッチ、ウォーレンジョーンズレガッタに参戦でき、本当に多くの収穫がありました。この大会を通して感じたこと、日本のセーラーの皆さんへ伝えたいことは、おってレポートで報告させていただきます。

 今回、僕らの挑戦へ応援、支援して下さった方々、本当にありがとうございました。

15.02.03_02
準々決勝に進んだ日本チーム。photo by eventmedia

15.02.03_01
優勝のChris Steeleチーム。photo by eventmedia

15.02.03_IMG_7335
ピーター・ギルモアさんと日本チーム

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
日本ORC協会
関東ミドルボートオーナーズクラブ
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ

CATEGORY:  INSHORENEWS