ワールドカップ・マイアミのメディアルーム
1月30日、ISAFセーリングワールドカップ・マイアミ大会も終盤に入りました。ようやく取材撮影の進行に慣れてきましたが、いつものように慣れたところで大会は終わり。きっと今回も「最初からああして、こうしたら効率よかったなぁ。あの機材を持ってくればよかったなぁ」と反省しながら帰途につくことでしょう。これは、いつものことです。(BHM編集部)
ヨットクラブの離れにある小屋がメディアルームです。人数は少ないですが、部屋が小さいので混雑しています。photo by Junichi Hirai
マイアミに来ている各国の取材陣の数は、ヨーロッパで開催されるワールドカップに比べて非常に少ないものです。とはいえ、どこの大会でも半分ぐらい同じ顔ぶれなので違和感はありません。
取材チームの主役はISAFメディア部隊です。4人のデスクワーク担当(成績やレポート、ウエブの統括をおこなう)が中心です。公式フォトグラファーはアメリカから2人、公式映像の撮影はギリシアチーム(5人ぐらい)が担当しています。
他にイギリスチームは3〜4人の専属メディアチーム、オランダメディアが3名ぐらい来ています。両国とも五輪メダル量産国だけに、セーリング競技の取材は重要なもののようです。アメリカ大会だけにスペイン、フランス、イタリア、オーストラリアの取材陣はみかけません。アジアからはバルクヘッドマガジン編集長ひとり。これも、いつものことですが…。
マイアミのヨットレース時間は日本と似ています。季節にもよるでしょうが、この季節は、朝8時過ぎにハーバーに集まって9時出艇、10時レーススタート。日没も欧州のように遅くないので、午後5時ぐらいには日が傾いて終了。今回は風がしっかり吹いているので、レースはスケジュール通りに進行しています。これは、ヨットレースとしてめずらしいことです。
メディアボートには、外部のフォトグラファーとビデオグラファーが乗り込みます(公式カメラマンは、別のボートで自由に動きまわります)。フォトグラファーは5人ぐらい来ていて、こちらも半分は知り合いなので仲良くやっています。
世界を転戦する選手たちは、ほぼ同じ顔ぶれで移動していくので、どこに国へ行こうがさほど問題はありません。同様に転戦するフォトグラファーも顔ぶれは同じ、となるわけです。フォトグラファー同士は協力しあうし、お互いの仕事を尊重しあいます。
「東京オリンピックの時は、ジュン(編集長)のところに泊めてよ」と言われることも多くなりましたが、葉山から若洲はちょっと遠いし、江の島なら近いんだけどなぁ、と困ってしまいます。はやくオリンピックの開催場所を最終決定していただきたいものです。
というわけで、マイアミでも元気にやってます。みなさんが期待するようなトラブルは(そんなに)ありません。
ISAF SAILING WORLD CUP MIAMI 2015
http://mocr.ussailing.org/
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