1月11日、山口県光市で開催されている「「GORE-TEX New Year Regatta」（ゴアテックス・ニューイヤーレガッタ）」。レース初日は南西の強風と大小不規則な波が入るハードコンディションとなりました。コンスタントに20ノット、ガストで最大40ノットの風は、2015年はじめてのレースには、刺激が強すぎたかもしれません。レース初日は、ビギナーのOP級Bクラスの出艇をやめ、OP級Aクラス、ダブルハンド（420級、FJ級）のみ実施されました。（BHM編集部）

光市・スポーツ交流村でおこなわれているゴアテックス・ニューイヤーレガッタ。強風にめげずにジュニア・ユース選手ががんばってます！photo by Junichi Hirai

　今年で第７回目の開催となるゴアテックス・ニューイヤーレガッタ。昨年よりダブルハンドクラスが併催されることになり、大会の規模も年々大きくなっています。ジュニア、ユースの大会として西日本2015年最初のレガッタで、アットホームな雰囲気とシビアなレースがおこなわれるとあり、人気のレガッタに成長しています。

　レース初日は、両クラスとも午前中に１レースを終えた後、風が吹き上がりハーバーバック。昼食を済ませて午後からOP級Aクラスだけおこなわれました。40ノットまで走れる、というOP級ですが、これだけ吹くと上位選手との差がでてきます。フィニッシュできた艇は第1レースで11艇、第2レースは15艇（46艇中）、ほかは全てDNFという波乱のレースとなりました。

　OP級Aクラスでトップに立ったのは、地元・蒲郡で強風に慣れたという玉山義規、ダブルハンド級はオープン参加の日本経済大の磯崎哲也／中川大河が首位に。明日12日は大会最終日で、終了時刻を１時間延期してレースをおこないます。

山口県のセーリング基地、スポーツ交流村のヨットハーバー。2011年山口国体の会場にもなりました。photo by Junichi Hirai

今春から五輪活動を開始する磯崎哲也（日経大）はダブルハンドクラス420級でオープン出場。高校生セーラーの走りの指針役となっています。photo by Junichi Hirai

風だけなく時折大きな波が入るため、急激にバランスを崩すことも。新年早々、激しいコンディションです。photo by Junichi Hirai

OP級Aクラスには46艇出場しています。今回は五輪のレース形式を参考にインナー・アウターコースが採用されています。photo by Junichi Hirai

光沖・大水無瀬島からの吹き降ろしが選手を襲います。波高が強風に飛ばされ、霧になって海面を走っていきました。photo by Junichi Hirai

ゴアテックスをメインにたくさんのスポンサーが集まっているのもこの大会の特長。全員にクラス別ビブスが提供されるだけでなく、参加賞、賞品も豪華！photo by Junichi Hirai

昼食はどん。光市の生活改善実行グループ連絡協議会の方々がもてなしてくれます。photo by Junichi Hirai

うどんは選手たちにも大好評。photo by Junichi Hirai

夜はスポーツ交流村施設内でパーティーです。ビンゴ大会がおこなわれました。でも、ビンゴは選手のためではなく…。photo by Junichi Hirai

選手をサポートしている大人たちへのビンゴゲームです。これは大会実行委員会から保護者へのねぎらいで、スポンサー各社からたくさんのプレゼントが手渡されました。写真はたくさんの賞品をゲットした広島組のみなさんです。photo by Junichi Hirai

OP級Aクラス暫定成績（2レースまで）

ダブルハンドクラス暫定成績（1レースまで）

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