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オーストラリアで始まる注目ヨットレース!

14.01.03_01
 あけましておめでとうございます。バルクヘッドマガジンは今年も西へ東へ飛んで、海の情報をお届けします。みなさん、2015年も海でお会いしましょう! さてさて、日本の反対側、南半球オーストラリアは夏本番。新年早々、たくさんのヨットレースが開催されます。(BHM編集部)

Laser Open National Championships
http://mofsc.com.au/sailing-2/2015-laser-open-national-championships/
 西オーストラリア・フリーマントルから近いマンジュラでおこなわれている「レーザー級全豪選手権」には、オープン参加で日本の若手選手、ラジアル級女子に土居愛実、ラジアル男子に北村勇一郎、藤本 拳、西尾勇輝、亀井嘉文が出場しています。年をまたいで開催される本大会は後半戦へ突入。レースは1月4日までおこなわれます。

2015 Tasar World Championship
http://tasar2015.com/
 同じく西オーストラリア・バッセルトンでは、1月4日から9日まで「テーザー級世界選手権」が開催されます。2年に一度開催されるテーザーワールドに日本から7チームが出場します。テーザー級は2017年に蒲郡で世界選手権開催が決定しています。日本ワールドまで盛り上がりそうですね。

2015 Moth Words
http://www.mothworlds.org/sorrento/
 1月10日から16日までオーストラリア・メルボルン郊外ソレントで開催される「モス級世界選手権」には日本から5選手が出場します。モス級も2016年に葉山でワールドが決定していて、国内活動もヒートアップしているのは既報のとおりです。

 みなさん、大会が始まる前に、今回のモスワールドのエントリーリストを見てみてください。仰天すること間違いありません。アメリカズカップ、オリンピックのメダリストがごっそり出場しています。

 これは、前回よりアメリカズカップの船がよりハイスピードになったことでオリンピック選手の多くが、次の舞台のひとつとしてACチームに加わるようになったこと。それに、ハイドロカタマランが採用されたことで、オラクルUSAやルナロッサ、エミレーツ・チームニュージーランドが、トレーニングボートにモスを使っていることがあります。

 それと同時に、モス級はアメリカズカップを含めた世界のビッグボートチームへ名を売る絶好の場にもなっているようです。たとえば、アメリカのボラ・グラリは、プロセーラーとして活躍してきましたが、モス級で二度ワールドチャピオンとなったことも手伝ってルナロッサチームに加入することになりました。

 でも、そんなことよりも…。出場する選手たちは、いちセーラーとしてエキサイティングなセーリングが大好きなんでしょう。今年のモスワールドは、最高潮に盛り上がりそうです。

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