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吹いたら男子が速い!ラジアル全日本2日目

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 11月23日、レーザーラジアル全日本2日目。やっぱり吹いた蒲郡。軽風シリーズの予想を覆し、北西6〜8mのレーザーにとってベストなコンディションで予選最終日3レースが予定通り行われました。(文/永井久規、写真提供:中川高史)

 大会2日目は、190cm85kgの恵まれ過ぎる体格を活かし南里がオールトップの成績を残しました。他の選手がスーパーバングと呼ばれるブームが弓なりになるほどまでバングを引いた浅いセールシェイプにコントロールしているところ、1人だけセールを深くセッティングし、パワフルな走りで他を圧倒していました。

 また、瀬川も1-3-1位、2014メンズラジアルワールド代表の北村も2-1-2位と男子勢が上位を占めました。JSAFの飯島コーチも、「やはり女子の筋力・パワーで男子勢に食らいつくのは厳しい」と述べるほど、体格差以上に男子にアドバンテージがあったコンディションだったようです。

 そんな中、男子に食らいつき懸命にハイクアウトする姿が印象的だった土居愛実。不運にも南里と同じグループで常に後塵を拝することになったものの、3-2-2位とスコアをまとめました。

 全日本の直前までオーストラリア・パースで強風トレーニングを積み、「良くなってきた」と手応えを持って臨んだ今大会。合宿の成果を発揮し、並み居る選手を抑え堂々の総合トップになりました。

 最終日は勝負を決める決勝シリーズです。吹かない予報が出ているところですが、レーザーセーラーの熱い想いで予報を吹き飛ばし、1レースでも沢山のレースを行って欲しいと思います。

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2014レーザーラジアル全日本・2日目成績

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