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湘南ヨットクラブ対抗、コモドアズカップ!

 11月16日、葉山沖で「湘南コモドアズカップ」が開催されました。第11回目となるこの大会は、外洋湘南水域のフリートに属するヨットクラブが集い、コモドア(ヨットクラブ会長)対抗レースをおこなうという親善イベントです。(レポート/外洋湘南、写真/Yuko Oshima)

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11月16日、葉山沖で開催された湘南コモドアズカップ。この大会は外洋湘南フリート内7チームによる対抗戦です

 参加チームは葉山ヨットクラブ、葉山マリーナヨットクラブ、逗子マリーナヨットクラブ、江の島ヨットクラブ、真鶴ヨットオーナーズクラブ、伊東オフショアレーシングクラブ、下田フリートの7チーム。

 コモドアを中心に各クラブそれぞれの特色を生かしたチーム編成で、マッチレース仕様の6艇のワンデザインボート(Yamaha30)で競います。

 7つのチームが6艇のボートを使い、4レース実施されるフォーマットです。まず最初のドローで6チームの配艇と待機1チームを決めて第1レースをおこない、その第1レースの上位3チームが残りの3レースで順番に待機となります。それ以外のチームは4レース全て出走し、最も悪いポイントが1つカットされます。上位チームは待機したレースがカットレースとなるため、下位のチームにも逆転のチャンスがあります。

 朝のうちは北東〜東の風が程よく吹き、テンポよく2レースが実施されました。第3レースになると、不安定になり、振れたり戻したりを繰り返しながら徐々に風がおちていきました。

 3レースが終わった時点で、葉山マリーナヨットクラブがトップ、逗子マリーナヨットクラブが1ポイント差で第2位につけていています。

 風待ちのあと南風が入り、逆転の可能性を残してスタートした最終レースは、逗子マリーナヨットクラブが沖からのパフのエッジを上手くとらえ1上マークをトップ回航しました。

 これには応援団も大いに沸き立ちます。でもここでドラマが待っていました。弱い風の中、痛恨のマークタッチをしてしまいペナルティー解消の隙にすかさず葉山マリーナヨットクラブが逆転します。その後、南風と北風が丁度レース海面の真ん中で喧嘩をはじめてしまい、2レグでの短縮フィニッシュとなりました。

 各チーム、カラーはそれぞれでしたが、何でも”対抗”と名が付くと盛上がるものです。晴天に恵まれ、葉山でのレースを満喫し、海の見える葉山マリーナ3階でおこなわれたパーティーでは、レース成績に関係なく大いに盛り上がりました。

 外洋湘南では今後もこのようなイベントを通じ、湘南水域の活性化と会員相互の親睦を深めながらヨットクラブやフリートの活動をバックアップしていきます。

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毎年恒例の湘南コモドアズカップ。仲間でチームを組むクラブ対抗戦は盛り上がります!

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第7位、伊東オフショアレーシングクラブ
100%地元のメンバーで参戦し、慣れないレースボートで大奮闘しました。

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第6位 真鶴ヨットオーナーズクラブ
年に一度の恒例行事として毎年かかさず参戦しています。

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第5位 江の島ヨットクラブ
シブいベテランセーラーたちが短い上下コースでデッキを駆けずり回りました!

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第3位 葉山ヨットクラブ(親善レースのためタイブレークせず)
若手・中堅・ベテランとバランス良い布陣で臨んだ葉山ヨットクラブ

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第3位 下田フリート(親善レースのためタイブレークせず)
オリンピックセーラーとHMYCからの助っ人を迎え、フリートとして出場しました

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第2位 逗子マリーナヨットクラブ
あと一歩のところで優勝を逃しましたがこの笑顔。反省会が恐ろしく盛り上がりそうです

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優勝 葉山マリーナヨットクラブ
レースメンバー、運営スタッフ、応援団、みんなで盛り上がりました

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2014湘南コモドアズカップ成績表

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