福岡全日本インカレフォトギャラリー公開
早稲田大の完全優勝に、いまだ興奮冷めやらぬ「全日本学生ヨット選手権」。前半は無風、後半は中〜強風までと両極端の風に翻弄されましたが、終わってみれば「いいレースだった」と思える内容でした。遅くなりましたが、バルクヘッドマガジンの撮影した写真を公開いたします。(BHM編集部)
バルクヘッドマガジン・フォトギャラリーに全日本インカレの写真(216枚)をアップしました。選手のみなさんは、どこに自分が写っているか探してみてください。photo by Junichi Hirai
現在、全日本インカレは、毎年11月初旬の連休におこなわれていますが、過去約10年を見ていると、この時期に満足な風が吹くことは少なくなっているように思います。大会主催側は冬型の気圧配置を期待しているのに、予想以上に暖かく、日中に陸風と海風で喧嘩してしまい風なし、というパターンが多く見られます。国内で風がしっかり吹く可能性が高いのは、真冬と真夏の午後(シーブリーズ)です。
いまインカレは改革期を迎えています。今後、インナー・アウターコースを採用するという話もあり、選手権としてさらなる成長が期待されます。あとは72艇の同時スタート、カットレースの有無など、世界標準とは違った現在のレース方式を前向きに話し合っていくことで、選手権の価値が向上し、より高い公平性が保たれるのではないでしょうか。
それと同時にヨットレースの大前提、「風がなければヨットレースは成立しない」も考えていきたい項目です。いっそのこと開催時期をズラすというアイデアはいかがでしょうか。お正月に絡めてやるとか。11月初旬より冬の風が期待できるし、それに、選手も関係者も、きっと時間があるのでは?
さて、写真はバルクヘッドマガジン・フォトギャラリーに掲載しています。今回よりウエブ上からダウンロード購入できるように変更しました。写真データは1500ピクセル以上、300dpi以上ある高画質画像なので年賀状やクリスマスカード印刷にも十分耐えられます。
ダウンロード購入には、Paypal(クレジットカード)登録が必要ですが、これまでどおりメールでお送りすることも可能です。ご希望の写真があれば、写真番号をeditor@bulkhead.jpまでお知らせください。
◎バルクヘッドマガジン・フォトギャラリー
http://hiraijunichi.photoshelter.com/
時折、選手を襲う強烈ブローで沈艇が続出した本大会。大きな事故がなかったのはさいわいです。photo by Junichi HIrai
インカレ名物の応援団。ハーバーに応援団の声と太鼓が響き渡りました。photo by Junichi Hirai
最終日出艇する選手。写真の東北大は部員50人の大所帯です。レースもがんばってました。photo by Junichi Hirai
本大会、台風の目となった九州大。470級5位、スナイプ級6位、総合5位という国立大最高順位を飾りました。また、大会運営の裏方、実労働部隊としても大忙しでした。photo by Junichi Hirai
72艇の大フリートは通常のヨットレースでは考えられないトラブルを引き起こします。マーク回航で外へ外へふくらみ、離れていたマークボートのアンカーラインに接触、沈。残念です。photo by Junichi Hirai
校旗を掲げ出艇する仲間を送り出すサポート部員たち。この感動の光景は世界で唯一にして、日本を象徴するヨットレースの場面だと思います。photo by Junichi Hirai
日本経済大が昨年の西宮大会に続いて衝撃の二連敗。負けたことがニュースになるのは日経大ぐらいでしょう。来年の巻き返しに期待です。写真は同世代のエース、磯崎/津留。photo by Junichi Hirai
新1年スキッパーで大活躍した早稲田大の岡田奎樹/原海志。岡田は今年10月の長崎国体で優勝。土居一斗(日経大〜チームアビーム)に継ぐモンスタールーキーの登場です。photo by Junichi Hirai
甲南大女子クルーのすばらしきハイクアウト!photo by Junichi Hirai
後半は風に恵まれ、大急ぎではありましたが7レースを消化。満足度の高い内容でした。来年の全日本インカレは江の島で開催されます。photo by Junichi Hirai
======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ポール・スチュアート
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
入船鋼材
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
Velocitek
銚子マリーナ
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ