山村/吉田優勝!稲毛テーザー全日本選手権
11月2日、3日、千葉県稲毛ヨットハーバーで「テーザー級全日本選手権」が開催されました。関東水域はもちろんのこと、仙台・浜名湖・大阪北港・芦屋・津・長崎からも参加艇が集まり、31艇で全7レースの熱戦が繰り広げられました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)
2日間で7レース実施。稲毛で開催されたテーザー級全日本選手権
初日は前線通過に伴うド強風が想定される中で出艇しましたが、予想外の2〜3m/sで2レース、5〜7m/sで1レースの合計3レース実施されました。初日が終わった時点では、トップが軽部/軽部、2位は山村/吉田という状況でした。
その夜おこなわれたレセプションパーティーでは、司会が全国各地から集まったセーラーに軽妙な質問をぶつけながら場を沸かせ、オーストラリア・ジオグラフベイでおこなわれる世界選手権(2015年1月2〜9日)に参加する7チームが大会に向けた熱い思いを語り、最後は2017年夏の開催が決定した蒲郡ワールドのシンボルマークをお披露目するといった盛りだくさんの内容でした。パーティーには大会運営をしていただいた千葉県連とレーザー東京ベイフリートの方々も参加していただき、選手と一緒に盛り上がりました。
2日目は初日より短いコース設定となり、ブローで4〜6m/sの風の中、4レースが実施されました。優勝は、地元稲毛で今大会のために練習を重ねてきた山村/吉田、2位は長崎の田中/田中、3位は葉山の山本/小池という結果でした。初日トップで折り返した軽部/軽部は惜しくも5位。パーティーの乾杯攻撃が尾を引いたようです。
閉会式では榛葉プロテスト委員長から「テーザーは仲の良さがレースにも出てプロテストが少ないことが気になっていたが、今大会は権利主張と罰則履行がきちんとなされたフェアなレースだった」とのコメントを頂戴し、フレンドリー&コンペティティブなクラスへの成長が確認されました。
次回の全日本は30回記念大会となり、テーザーが最初に日本の海に浮かんだ江の島の開催となります。
全日本が終了した翌日、稲毛ヨットハーバーから40フィートコンテナに豪州ワールドに参加する7艇を積み込んで送り出しました。ワールドに参加するテーザーセーラーの多くは、このように自艇をまとめてコンテナで輸送して海外遠征を楽しんでいます。
次回の国内レガッタは、2015年2月22日、ミッドウィンターレガッタです。
大会後1月2〜9日までオーストラリア・ジオグラフィベイヨットクラブで開催されるテーザー級世界選手権へ向けてコンテナ積みしました
======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ポール・スチュアート
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
入船鋼材
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
Velocitek
銚子マリーナ
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ