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北港は元気です!大阪市長杯レポート

 7月20日、運営者が民間企業に替わり、変革がまさに起こっている大阪北港マリーナ(旧大阪北港ヨットハーバー)で、今年も無事「大阪市長杯ヨットレース」が行われました。参加71艇が北港に集まり盛大に開催されました。(レポート/橋本正毅)

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71艇が参加した大阪市長杯ヨットレース。写真はレース後のバーベキュー大会

 艇種は、レンタルトッパー、レンタルシカーラが各12艇ずつ用意され、エントリー多数の場合は抽選によって参加者が決まります。また、自艇クラスは、スループクラスに470、スナイプ、テーザー、シーホース、レーザー2000、キャットリグクラスには、レーザー、シーホッパーのそれぞれのリグでヤードスティックによるハンディキャップ戦で行われました。

 レース会場は、海上保安庁の協力を得て、大阪湾に浮かぶ人工島「舞洲」を周回するコースで争われます。本船航路を封鎖するために今年も厳しいタイムリミットが設けられています。
さて、全艇フィニッシュできるのでしょうか?

 1時ちょうどにレーススタート。風速も4〜5mとレースにはうってつけのコンディションで各クラス熱い戦いが繰り広げられ、特にレンタルトッパークラスでは、昨年の6月のヨット教室に参加して、1年足らずの経験の羽生優子選手が見事に3位入賞。

 2位の小林選手もヨットスクールの卒業生で、スクールに参加するまでヨットに乗ったことが無いまったくの初心者でした。過去26回の大阪市長杯の歴史の中でも、ヨット歴1年で入賞したのは快挙といってもいい大事件です。斜陽といわれるヨット界のすそ野が広がるとスタッフ一同い大いに喜びました。

 レセプション中にはゲリラ豪雨に見舞われ、せっかく焼けたBBQのお肉を必死に守りながらも食べることは忘れません。なんていやしい人たちでしょう!(笑)。最後まで笑いの絶えない大会でした。

 今年4月より運営者が民間企業に替わり、開催が危ぶまれた大阪市長杯ヨットレースですが、稲森名誉会長の号令のもと無事に開催できました。30回40回と、いつまでもヨット文化を絶やすことのないように継続していきたいと思います。北港は元気にやっています。ぜひお近くにお越しになられた時は覗いてみてください! お待ちしています。

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レンタルトッパークラスではビギナーセーラーも入賞。がんばりました!

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大阪市長杯ヨットレース成績

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民間運営に変わった北港マリーナです

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